千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

平和のユーモア

    

 

 

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ある転業農家の奥さんが笑いながらゆうた

   『男のロマン、女のフマン』


四五年前に村上ジュンコ女史が云いまんねん

       『男捨離』


男と女は別の生きモンだから
それでよろしおまっさ

 

 

ほいでも、このユーモア     オモロイですわな

 

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平和な日本・・・・・・

 

 

 

   動乱・千六百年前の詩 

 

       丈夫(ますらを)は 
         志しありとても
       固(まこと)に 
         児女(さいし)を思いて
           憂いなす

                田園詩人- 陶淵明

 

 

Crostata di all'albicocca 杏菓子


ロスタータという焼き菓子があると聞いて
手にいれましてん。

 

なんと杏ジャムのタルト。350グラムの重さ。
  ♪  重さで買うマルコ向きです  o(^ヮ^)o

 

イタリアからの輸入で直径28センチのでかさ。

ほんのりと酸味がほのぼのやけど、相変わらず隠されず塩あじ。
ほら、ココアに塩味が残っているのと一緒。

 

それでもジャム28%でこりゃいける、持ちもいいなぁ

Lagoは、マルコ気に入る

 

 

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  http://www.lagogroup.it/ita/prodotti/torte-e-merendine/crostate-flow-pack.php

 

 

 

あんたも雑種?

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             秋の七草

          http://yaemugura.hatenablog.jp/entry/fullautumn

 

 

台風一過とはよういったもんだ。

 

これ程も輝くんやなぁと感じる朝日のもと散歩

その道すがら中型の犬連れおじさんと挨拶した

 

 

マルコ「わんちゃん、好奇心一杯ですな」
 「ええ、散歩に行くと、草食べんですわ」
 「猫もそうで、野生の感覚ですかねぇ」
 「はぁ、何かある草を探して食べてます」
 「わたしゃ、枸杞を探したりあけびを取って
 食ったりしてるからおんなしや」


「ハハハ、この犬、もとは野良犬ですねん」
「そりゃたくましい体つきしてますわ、顔も高貴だし」
 こころん中で、飼い主よりもと思もた

 

「元気が何よりです」
「名前は」
「ビビですねん」
「イキイキ女の子・・・、ビビばいばい」

野良人マルコは手を、野良犬ビビはしっぽを振り別れた。

 

あんたもマルコも雑種でヒョイヒョイ生きようね。

雑種・雑草、元気でハイブリッド万歳!

 

     

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            あんたも?
            捨てられるんやねぇ・・・
          http://animalpolice.jugem.jp/?cid=9

 

 

 

 

一献 深き秋

 

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            ♪ BGMは虫の声 ♪

         http://yaemugura.hatenablog.jp/entry/fullautumn

 


死王あす訪ねてこようとも

 

“ そりゃそうとして

      まあ一杯 ” と

   盃酌みかわし

 

    

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                待ってまっせ

 

 

王さんこれから大忙しやなぁ

とねぎろうて

わしゃ、後でもいいワイとごまかして

 

 

さいならしたい

 

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                ただいまを盛りに

             http://profile.hatena.ne.jp/naobim/?location=http%3A%2F%2Fprofile.hatena.ne.jp%2Fnaobim%2Fprofile

 

 

 

「自分を愛する樹」の実二つ  養眞-4

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                    滋澍  

https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=32017000030&GroupCD=0&no=74&brandrm=True&brandrf=True


弓の倶楽部でとても巧みな男がいました。
その友人がマルコの枕元に訪ねてきてくれたのは、
そう三十年も前のありがたい想い出ですねん。

 

友は高校のやんちゃもんで、
東京でカメラを企画設計し、大ヒットさせたんです。

 

その面影残る顔を見ながら
「遠いとこからすまんなぁ」とねぎらうと
「いや、東京へわざわざ会いに来てくれたことあったやろ」
と軽やかにいってのける。

 

その顔に一筋の影がなんだか感じられたんです。
「あんなぁ、息子、あれてなぁ・・・」

 

きっと短い一言に万感を込めていたのですねぇ、
しばらくして、みずから命を絶ってしもた。

 

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友のこころの重荷を持ってやれませんでした。

 

 

『自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい』
            新約聖書マタイ伝22章

よくご存じの愛神愛隣です


限界の状態で人々は、

 

    戦艦の沈みゆくとき
      おのが身を
    助けんと戦友を突き落とすとき
              朝日歌壇

という本能に沿った悲痛な反射行動をします。

 

けれども、暮らしでは間がありますから、
悲痛を糧として吸い上げ、実をならせます。

 

思うがままに入学できなかった悲しみ
思うがままに出世できなかった悲しみ
無視され顧みられない孤独
けなされ罵倒される悔しさ
どっつかれて抵抗できなかった惨めさ

 

思うがままに子が育たなかった悲嘆
病の苦痛と不安や焦り
経済破綻で借金に追い立てられる苦しみ
思うがままに愛されない悲しみ
思いとは裏腹に老いゆく悲しみ

 

仕打ちを感じ、落ちこんでやけ道や
仕返しの暴路へ迷い込むものですわ。

 

けれども、多くの人は悲しみのゆくてに
本物の憐れみの虹を見ます。

 

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         http://blog.sina.com.cn/u/1829608794

 

同情とか憐れみは余裕ある立場からの
優越感が潜んでいるもんです。

 

人生にこころの巾や深さが育ったお人は
想像力が豊かになって、同苦の憐れみやら
惻隠の憐れみが目覚めてきます。


離婚、破産、監獄を経験して人生が分かる
・・・といいますやろ、
こんな体験から生まれる同苦の憐れみが一ぅつ。

自愛するが故、磨いて熟成した自分から芽吹く
想像力とともに育つ憐れみが二ぁつめ。

 

これが、自分を愛する樹の実りなんでしょうな。


マルコは友のこころ内を察せっず、
友は苦海で溺れてしまいました。

 

体験は結構しんどいんでねぇ
後者を深めたいものですなぁ

 

 

バブルの先駈け 暗号通貨

 

軒先に巣を作ったのは春
そのツバメも
九月ともなれば
電線に寄り集まって相談している


     そろそろ南にゆきましょか

 

 

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        http://kawasemi134.cocolog-wbs.com/kawasemi_no_hitorigoto/368/index.html

 

 

野のススキも時計を持たずに
秋を感じ穂を立てる

 

 


近ごろ巷の話題
暗号通貨の動き
驚く値上がり、20倍、30、50倍

次々と生まれ、それをICOという資金調達にする。

 

賭博場になってるこの市場
世界中のバブルの宴、始まりました
多くを招いてたけなわ

 

 

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              次々鉱脈が発明
             https://ripple-x.com/wirex-reputation/

 


おおもとは、有り余る通貨なのです。

 

バブル研究の第一人者ジョン・K・ガルブレイスや、
エドワード・チャンセラーは

◎新奇なものが存在すること、
 お金と知性が結びついているかのように思ってしまうこと、
◎暴落の前には金融の天才がいること、
◎そして実際のお金が手元になくても投機を可能にする「てこ」がある

あわせて
・新技術や新市場が登場する
・関連資産の価格が後から分かる実態よりも非常に高く評価されてしまう

 

人はまっとうに見ることはなくて、幻を見てしまうのです
こりることなく、何度もくり返してきた歴史です。

 


動物の “とき至りなば” の勘をもって
いずれ来る、秋を感じ取って

 

  宴から飛び去りましょう

 

おりしも、太陽は無黒点日が増え出して
地球への影響が大きくなりますよ。

 

程よきときにさようなら
  ツバメのように

  さようなら

 

 

 

秋はゆべしか羅臼のこんぶ


“ ア!マルコさんやぁ! ”

と歓声が上がって、なだれ込む子供達

 

ヒィ、フゥ、みィ・・・六人が
ヒィ、フゥ、みィ・・・の五匹の金魚と
ヒィ、フゥ、みィ・・・の五匹の仔金魚を
つついたり、餌をやったり

 

「アア、指かまれた」
「なにゆうとん、吸われただけや」
「僕が餌やる!」「私もするぅ」

 

まあ、賑やかで、金魚やメダカも尾を振る

 

オクラと苦瓜を切り取って
「ジャンケンで分け」というと
わーわーキャーキャーで真剣に取り合いっこする。

 

しばらく間をおいて、又やってきた
「これ、北海道のお土産」
12の眼差しが嬉しそうにこっちをみてる。

 

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           オツマミコンブ

 

「おお、好物や」と握手すると、
次々と小さな手がさしのべられる。

 

いつもなら、やせマルコを刺してた蚊も
若さ溢れる子供達にすり寄ったんやろなぁ
六人はボリボリ掻きながら退散していった。

 

 

ご近所さんが
「これ、親戚のもんが作りましてん」と
差し出されたのが、柚餅子!

「手作りでっか!素朴なんで好物」と
ごつごつした手から恭しく受け取った。

 

 

毎日一つ、しんみり味わったら
極上の先味、中味、後味

 

羅臼はブランデェーのつまみにニシニシ

              金魚も蚊も腹一杯

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             胡桃ゆべし
   

ご近所さんの温もりは
マルコの手にずっと残るやろなぁ

 

   ああ、この世は桃源郷
   なんの煩いがあろうか