長さ20ミリ弱
一度に三錠も服用
水なしでは飲み込めない
アメリカ人はこのでかい錠剤を
鵜の鳥のように飲こむんだろねぇ
特に何もおきなかった。
早朝散歩で あいさつ
過去のインターフェロン注射では
歯がガタガタして合わせることさえ出来ず
悪寒と高熱・激痛がやってきたなぁ
長さ20ミリ弱
一度に三錠も服用
水なしでは飲み込めない
アメリカ人はこのでかい錠剤を
鵜の鳥のように飲こむんだろねぇ
特に何もおきなかった。
早朝散歩で あいさつ
過去のインターフェロン注射では
歯がガタガタして合わせることさえ出来ず
悪寒と高熱・激痛がやってきたなぁ
マルコの人生で長いつき合いだった肝炎君と
別れが近づいてきたようだ。
吾が日本国では例がないらしい
ジェノタイプⅢ-a、bとレッテルがつく
へんてこ、珍品、国宝級のタイプだ。
(ジェノタイプ=遺伝子型 Ⅲ-a、bは変人型 Oo..... )
どんな治療もこのウイルス君には通用せんので
追い出すことは忘れ去っていた。
年月が流れ、この珍肝炎タイプにも
効果があるという薬が昨年末に出た。
その名はマヴィレット。
激烈な副作用のあるインターフェロンとは
比べものにならん ヘノカッパ副作用だという。
(だからか珍妙にも、インターフェロン・フリー療法といわれる)
その一世代前のハーボニ-は
私には効果がなさそうだった。
なのに料金が卒倒する程高価で、不思議なことに
エジプトならば1/10だと先生は仰せだった。
しかしだ 、今回のマヴィレットも驚く値がする。
1錠2万4210円、一日三錠7万2千円!
年寄りにそれだけ注ぎ込んでよろしいのかな?
それは別として一年程前から肝炎君に相談した。
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「あんたとのつき合い長いなぁ」
肝炎ウイルス「そや、住み心地いいわぁ (^_-)-☆ 」
「アンタが悪いことすんやのうて、マルコの肝臓どんが
あんたらを感知してなぁ、自分の肝細胞をこわすんや」
肝ウ「わしら、なかよう暮らしたい」
「まぁ、あんたらがおとなしゅうしてくれたら
ずっとおってええって、しょっちゅうゆうてたから、
まァ はんぶん脅かした、ハハハ・・・
ほんと長年いい子してくれとったなぁ」
肝ウ「確かに、マルコがくたばったら、
わしらもお陀仏と気がついたもん」
「なかようしとったから、云いにくいんやけど・・・」
肝ウ「覚悟しとる、マヴィレットやろ」
「すまんな、あんたら追い出すことになる」
肝ウ「ほんま、長い間気持ちよぅ居らしてもろたから
エエとおもとる」
さらば別れの一献
「その潔さ大好きや
それになぁ、人が経験できんこと味わった」
肝ウ「それなに?」
「若くして、病院に長逗留したやろ、
病というものと、特に“ 老い ”をぎょうさん見て
ヒシヒシとなぁ 実感した」
肝ウ「さよか、わしらそんなもんない」
「人だけが、人生を辿る。 マルコなぁ
青年時代に定年後の、昔風にゆうたら
隠居後のヨタヨタ生活味おうた」
肝ウ「ふーん」
「仲間達はいまどきそれを感じてるやろ、
マルコは逆転して 若くして老後を味おうた。
もしもやで、マヴィレットであんたらとさいならしたら
30-40代に戻ることになるかもね」
肝ウ「なにゆうとん? ♪ これからもヨタヨタ生活かもね ♪
いらん事ゆうた、まぁ back to the Future ! 」
「若いときから早寝早起き腹八分目をせなあかんかったから、
今はなんの苦もあらへん。 むりは少のぅしたなぁ
そういうことで有難いとおもとる」
肝ウ「そりゃわしらの怪我の功名、フフ
出世も稼ぎも忘れたなぁ マルコ 」
「フム縁なかった もしもやで、新薬であんたらとおさらばしたら・・・
その後むりしたり、酒飲んだりするかもなぁ」
肝ウ「そうや、意志薄弱マルコよ
わたしら、日本国からそろそろおいとまする時期なんや
あとはマルコ、あんた次第
人もウイルスも栄枯盛衰、留まることあらへん」
「・・・これから時々、弔いブログ記録に残しとく」
肝ウ「ええ想い出として残しといて、ゆっくりなぁ
“ Old soldiers never die, we just fade away ”する、
千年構想がんばりや」
「よっしゃ!」
別れもいろいろ
ご近所さんが
「わしらの子供んころは
よう桑の実を食べとった」
と懐かし顔でおおせだ。
マルコが早朝体操していると
横の桑の実が日々緑から白に変わり、
それが黒々輝くベリーになるのを発見したのだ。
持ち主の爺様と話して
「いいよ、勝手に庭に入って桑の実をお取りまっし」
急遽仕事をばりばり終えて
昼寝で体調を整え、農作業の出で立ちで
脚立と鍋と袋をもって
庭に入った。
丁度、初物が穫れ、これから数週間が旬。
ていねいにもいでいると
「こんにちわ」と下から声がかかる。
小さな子供連れの女の人がたたずんでいる
「あ、どうも、どうも」と挨拶し
一緒に穫る。
男の子は木によじ登って得意げに穫るが、
妹は下で小さな手で差し出される桑の実を
もみじ手で受け取って口に運ぶ。
「まるで、お猿さんね、そら、右上にあるわよ」
というお母さんは、爺様の娘さんだった。
四人で広い庭で騒いでいると、
道行く人まで「ほれはながやけ?」と
くろい実を不思議がる。
真っ黒な完熟桑 華麗な深紅になる
「どうぞどうぞ」と手渡すと
皆、自然な甘さでおいしい!と喜ばれる。
三人は40分程、桑狩りをして「ありがとう!」と
緑の中に消えた。あれ?、こっちがいうべきなのに
マルコは蚊に奉仕しつつ、せっせと実を収穫。
あすは、マルベリーMulberryジャムと、シロップを作り、
時間があれば、マルベリーワインもとよくばる。
初めてで、どうなることやら
そうそう、ついでに野蕗も収穫した
蕗味噌にかわる。
できあがりはこれ
桑の実ジャム 桑シロップ 桑生実砂糖漬け
日が経つにつれ、青空の濃さがます。
信州上田から三武将がひのき舞台で舞唱う。
みごとな演技だ。
子らがコマ回しや、メンコ、フラフープなど
昔の素朴な遊びに夢中で戯れていた。
指だけのITゲームより幾倍も楽しい。
さて、待ちに待った火縄銃
大阪城、五箇山、真田の鉄砲隊が手入れの行き届いた
短筒、鉄砲、大筒、大砲を連発してゆく。
大砲は耳を塞いだが、プスッ!と漏らし音がしただけ。
なのに火縄銃を太くした大筒は火を入れるや、
かみなり殿が一目置くような、胆に轟く音で
悲鳴や、驚嘆の声がわき上がる。
いっとう後ろがね、大筒
戦場では、戦意をそいだに違いない。
沖縄県から、信州の長野市、上田市、愛知豊田市、岡崎市
福井県、香川県、釜山、ハルピンなどから
応援と宣伝をかねた人々が沢山来て盛り上げていた。
弓道大会もあり、各地から集まった若い選手達が
礼儀正しく競い合っている。
もちろんマルコも素人体験教室に参加した。
的に命中? 当てるのが目的じゃありまへん・・・
あれやこれやで伝統と協賛にあたたかいものを感じながら
下城した。
「皆さんの人生の戦いに応援いたす!」と
武将のエールがまだこだましながら。
昼は福井のおはぎに、敦賀のフグ汁そして
金沢の笹寿司を賞味した。
上品な味わいだった。
戦いじゃ!・・・・
今日は四時起きで、カッコウもまだ啼いていなかった。
仕事にきりをつけ、金沢城のもよおし盆正月に出かけた。
途中の神社でふるまい酒がまっていた。
芳醇な友白髪という、酒を少ぅしいただき、
午前の酒はみごとに染みる。
開放されてる緑陰の兼六園を散策しながら通り抜け
堂々たる城の石川門からフラック・マルコ登城。
澄んで清々しい透明
あげ餅を手にし腹に入れて酔いを軽くして
獅子舞に興ずる外国のお人と共にめでる。
テントの展示や出店は面白く
みなさんのんびりしてるから話が尽きない。
暇でよろしおます
ドドーンという太鼓の音が胆に響いて
太古の昔からだろう、荘厳な乱打が野生を
呼び覚ます。
早速舞台を見にゆくとむさし太鼓連が
一糸乱れもせぬ小太鼓中太鼓特大太鼓を
打ち鳴らす。
みごと、作晩見た尾山神社の剣舞もさることながら、
本日の演者のみごとさ。
姿勢も正しく、おのおの方みなキリリとしているのだ。
六月のまぶしさと、若さとりりしさが織り混ざって
脈々と受け継がれている伝統が錦のように輝いている。
だから、こんな真っ昼間にブログしている。
夕方は百万石行列隊と兼六園が開放する闇夜の
ライトアップを楽しむ。
来週からの治療は禁酒だそうだから、
御神酒の二献目をいただく。
涼風をも味わいながら。
『金沢百万石まつりは、加賀藩祖・前田利家公が
天正11(1583)年6月14日、金沢城に入城し、
金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されています。
6月14日の日付は尾山神社誌に基づきます』
金沢に転居して、初めての大きな行事だ。
先週から、マルコの近辺でも、ブラスバンドが通り過ぎたり
色鮮やかな御輿がねり歩いたりしている。
今日の夕刻からは提灯行列や加賀友禅燈ろう流しが
あるという。
土曜日からは勇壮な利家軍団の入場行列やら
沢山の茶道茶会が開かれるとのこと。
場内では加賀百万石「盆正月」というイベントが開かれる。
マルコは百万石行列、百万石茶会、百万石踊り流し、
百万石薪能を選ぶ予定。
若き前田利家 槍の又左
先祖伝来の槍を抱えて行列に
飛び入りしたいなと血が騒ぐ。
大きな行事一覧は
引越をして
初めて散歩したのが桜坂
昔の人も歩んだ道
https://kanazawasaka.com/sakurazaka/
大拙館へ行く中程の坂だ
地元の人さえも
ながめため息をつき
そのまま顔をあわせ挨拶かわす
降り来たれば
犀川にかかる桜橋
華麗な両岸の桜のゆくてに
白く装う白山が鎮座する
その大パノラマにひとたび入ると
極楽天国、ほら、ここに
坂の上にある料亭(いったことありません)
http://nishikawa-knz.com/