渡り鳥がゆく <湯気;金沢> 風なき空を雪が降り落ちる“間”が好きだ。金沢の宿を出て、城の近くの路地を行く。早朝で、路地も大道も人一人いない。武士の町だから、歩いただろう武士を想う芸の町だから、芸子のあゆみを想う文学の町だから詩人の歩みを想う…
毎日が誕生日 <空からの贈り物> 空から雪が降りてくるふっくらした牡丹雪 舞い降りるさま しずしずと
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