千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

2016-10-25から1日間の記事一覧

 貧しさの中で光るもの 

曾野綾子の背骨が通った文章は好きだ。例え物議をかもしても。夫の三浦朱門の、論点を分かりやすく平易に表現する力にも憧れる。朱門の昔話に青春時代のデートの話がある。「物がすべて不足していた時代だから、娘がこれという男子を射止めるのは簡単だった。…