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千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

渡り鳥がゆく <沖縄:ジーマミー豆腐>

ピーナツといえば双子が思い浮かぶ。
殻はベージュで、内皮は茶色、これは常識だ。

沖縄では、ジーマミー豆腐というものがあるときいて、
楽しみにしていた。

国際通りはどちらかというと敬遠して、
市場中央通りをもっと奥に向かうにつれ、
地元の人が多くなる。

さらに、太平通りから農連市場あたりは
常連さんがたむろしていて面白いところだ。

年を取ると食事量が減る。
沖縄でも同じで、弁当が500円~100円のまである。
弁当を受取って「兄ちゃん、これ食べるとこある?」と声をかけると
「いいよ、ここに入って」と狭い作業所に席を用意してくれた。

私は一番ちっさな弁当を食べ、兄ちゃんは
ごく普通の落花生の薄皮をむいている。

「そのピーナツどうするん?」
「豆腐作ります」
「え?落花生で?」
「ジーマミー豆腐です、地豆ですわ、すり潰して芋澱粉を混ぜます」

ここで気づいた。地豆が沖縄語でジーマミなのだ。
つまり落花生豆腐なのだ。沖縄ごま豆腐版だ。

タレには、黒糖味、紅芋味、チョコ味いろいろある。
もちろんわさび醤油でも旨いな。

     

    f:id:Mtatibana:20160130113946j:plain高級品


さて、マルコがポリポリ好む落花生、
台湾では真っ黒の落花生がある。黒大豆版である。

ベトナムの落花生売りは結構有名で、
茹でたものが結構お気に入り。
天秤棒担いだおばちゃんに似て、ちいさなサヤに、
所狭しと豆が5つも6つも詰まっていることがある。とくした気分だ。
子だくさんの国にふさわしくて、思わず頬が緩む。

世界は広い。
アフリカではどんなだろう?
南米ではラテンピーナツがあるだろうな。