来る道、行く道 <自由人・世界人>
鈴木大拙を、魂あるいは霊性の高い人々がこう呼んでいる。
“ 自由人 ”
“ 世界人 ”
何にもこだわらぬ境地、ひたすら行に打ち込む姿
そして何よりも、東洋の心を奥深く具現化して
西洋や中東文明を自分の中で統一していった
たぐいまれな “ 真人 ” だったという。
マルコの父は若かりし頃、たった一通の手紙をもらっただけで
迷い道から、己の道をみいだした。
数知れぬ人々が、大拙老師の薫陶をうけ実績を残している。
その蔭では安宅産業の創業者、安宅をはじめとして多くの人々が
この世界人を支えた。
まことにもって世の不思議を感じてしまう。
天下の大道