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千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 渡り鳥がゆく < 運転手の酒盛り まぁ、よろしおます:マレーシア >   

NHKニュースだとこうなる。

   !!!
「今日午後6時51分30秒頃、スイスガーデンホテル横の大通りで、
42才の無職の男(男性とはいわない)と53才の男が
友人のタクシー運転手48才の男と共謀して、
エンジンルームフロントパネル上につまみらしきものと、
ビールを八本置きながら、酒盛りをしているのを
年齢職業不詳怪しげホーチミン髭の日本人が見つけた。
警察がパトカー三台で駆けつけたところ、男達は
523.4mlビールを既に2本飲んだと認め、アルコール検出装置により
規定値以上の酒気を検出したと確認した。」
   !!!

ローカルばかりの店で夕食を摂った後、夕闇迫る道を宿に向かっていた。
目が会った三人のマレー人と話したのがホーチミン髭・満瑠壺であった。

「おや、楽しげにパーティーかいな」
「そうだよ、あんたも飲むか?」
「今日は禁酒日だ、運転手はどちらさん?」
「こいつだ、こいつだ」と運転手の友人二人が指さす
「いや、いや、もう仕事終わったんだ、それに家はすぐそこだし。。。。」
と舌をもつれさせつつ言い訳するのが何とも正直で可愛らしい。

「おたくどっから??」と上手に話題をそらしながら三人が聞く
「ニッポンね」
「そうか、“こんばんわ”」 なんだかいい笑顔になってきた。
普段恐ろしげなのが笑うと一際愛嬌が出てくる。

「ようしってるね。そりゃ仕事のあとのビールはうまい!楽しまれよ」
「“アリガト”」とピョコッと頭を下げる。
「こっちこそオモロかった、セラマトパギ!」
三人の嬉しげなさよならで振る手を見ながら、日本だったらどうなるかいなと
思いついたのが先のニュースなのだった。

      

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       一度は乗ってみたいワイルドタクシー <南国新聞より> 

豪華ホテルで涼んでいるとき、世界を回っているオランダ人夫妻から、
世界の広さを教わった。
また、インドネシアからの三人娘と
下手な英語同士をキャッキャたたえ合った。
Go KLという無料の循環バスの中で、英語か中国語かちんぷんかんな会話もした。

それでいいのである。いいかげんなのである。

 

 

      

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