千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 渡り鳥がゆく <音楽:ベトナム>   

夜明け頃

ふオッ、ふオッ、ふオッ ♪

コケッコッコ! コケッコッコ! 

朝食後の合唱隊が来た

ピピピ~ヨ ピピピ~ヨ♪

ピーユィピーユイ↑ ピーユィピーユイ↑ ♪

足元で子犬が昼寝する、時にしっぽを踏むからキャンという

 

   

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向こうで 仔猫と子イヌがじゃれて、ころげているよ 仔猫が鳴く ♪

細い母さん鳥が、雛を六羽連れてついばむ

ガサガサ、ピヨょ ピヨょ ♪

虫の声が闇夜と違って、高音になってきた ジージーコロリ ♪

夜中に手洗いに行ったら、ピョコッっと蛙が跳ねて便器の裏に隠れたね

メダカを飼ってる小さな池に、夕刻、蛙が合唱している ケロコロケロコロ ♪

ゲルルルル・・・・・・♪  いずれ何の音か披露する

黄色い大きな実が落ちてきた、食べられるんだって ボトン! 

緑を渡るそよ風は ♪ ♪ ♪

ジジジ、蝉が高らかに鳴く ♪

ササッサ ♪ ココア豆を篩う  子供達は上手なベトナム語ではしゃぐ ♪

ザバザバ・・・ ♪ 池で魚がじゃれている

カン・トーの町から更に16キロはずれた、
ど田舎のココア農園でハンモックに揺れて目をつむっているのだ