渡り鳥がゆく < 早い朝食 >
夜明けの鶏は、満瑠壺の目覚まし時計
薄暗い中、起き出して、湯を求める
4時には起きてる滞在先のお父さんが、
まるこい体を転がして教えてくれる。
まるこいといっても太ってはいない
水道水をアルミのヤカンに入れてガスで沸かす
ガスが静かすぎ、沸いてるか音で分からない
「**飲むか?」というので匂いをかぐと
うっすらとカレーの匂いの黄色い粉末
ベトナム語のみのお父さんだから
パソコンで調べてくれた英語は、ターメリック
それをたっぷりとコップに入れ、
ベトナムコンデンスミルクもなみなみと加え
湯を注ぐ。
Vinaミルク しばし待つ
ふ~ん、何とかいける
後で調べたら、ウコンだそうだ。
ウコン湯をのみ、体操して散歩。
一昨日の、バン・ミー(サンドイッチ)を食べた。
「一昨日のは止めたら?」との言葉を笑い飛ばして
全部食った。
コレを入れたら、と乾燥小エビ、魚でんぶ
豚のあっさりソーセージまで出してくれた。
お父さんはといえば、インスタントラーメンに
野菜と小エビをのせて、お湯をさらさら、三分待っていた。
これ、平和な家庭の早朝の出来事。