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千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 変人寄人さあ大変    < 衛生観念 :ベトナム An Nhon Tay アンノン亭 > 


「道に干されている草みたいなのは何?」
と宿の主人のドイツ人ウエルナーに問うた。

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  この路は作業場      茂みの向こうアンノン亭        牛の牧場


「彼らは薬草だとも、茶だともいう。
あんな道に干して、犬も牛も便をしてる道にね」
と犬の真似をする
「そりゃそうだ、衛生観念はドイツは優れてる」
満瑠壺はごますり拍手した。

ホーチミンじゃ、あの不潔さと匂いと騒音で参るね」
とウエルナー。  本当そうである。

雨が近づいているのだろう、薬草とやらが取り入れられ、
米の籾が集められ始めた。数時間後、大雨が来た。

パリだったかローマだったか忘れた。
美しく並ぶカフェで一陣の風が起きた。
石畳に積もったほこりが舞い上がった。
コーヒや茶を楽しんでいる礼儀正しい人々は
気にもとめず、歓談していた。

周りには犬の糞がコロコロあり、
いずれは風にのってえもいわれぬ味付けをするのだろう。

どっちもどっちだと思うけど?