渡り鳥がゆく < バイクにヒット6/8 :ベトナム Tay Ninh >
猛暑でぼーっとした一日、夕食をしにいった。
昼の猛暑中にカオダイ寺院で礼拝を続けたり、
夜中に起きたり、寒暖の差で汗と震えで
自律神経不調だからぼーっとしている
大粒の雨の中出かける前、両足先にはプラ袋で覆った。
夕食はいつものふっくらおばさんのフックラ屋で
“うまいなぁ”と感心しつつ頂き、
その足でドリアンを買いにいった。
臭いという人もいるが、マルコは何ともない
ビタミンB1などとても豊富な果物の王様で、
疲労回復によいからだ。
「今日は安いよ」と果物屋の若者が嬉しげに言った
300gを右手で掲げて道を渡るときに、馬鹿なことをした。
夕闇の小雨時なのに立ち止まったどころか、きびすを返したのだ
“あ!傘を忘れた!・・・ ”
道中で止まったり方向転換するのは死を意味する。
スピードを上げたバイクが果物袋を掲げた腕を強烈に打った。
相手は「オ!わオ!」と大声を出し、満瑠壺はアァ!と悲鳴を上げた。
右腕ははじかれ、顔と右手はドリアンまみれとなったのだ
拳は右胸上部をしこたま打った。ちょうど、ゲンコツを頂戴した感じだ。
運転手もきっとドリアンにまみれ、マルコの骨が刺さったろう。
ホテルに生きてたどり着き、腕と、右胸が痛むので、マンにいった
「明日の朝、痛みが酷いようだったら、病院教えて」
「もちろん、何かあったら、何時でもいってよ
病院へ連れてったげる」と在籍時間帯をいってくれた。
その一言だけで心安らいぎ、、痛みが和らいだのだ