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千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

来る道、行く道

 来る道、行く道 <感謝のやりとり>   

 


「食べているとき、ほんと幸せ・・」
昔の友人達と食事をしているとき、
ため息をつきながらいう
友の奥さんだった。

別の所でも、「食事するのは一番幸せ」と
女の人がいうのを聞いた。

金沢の宿泊所のスタッフ自己紹介でも、
「私の好きなことは、ゴルフ、食べること、読書・・・・」

あのお、食うのが嫌いな人はおるのかいなぁ・・・・

空腹が満たされただけのことを幸せという
そこに何かちょっとした違和感があった。

二十年ほど前だったろうか、信州の人が柔らかな言葉で言っていた。
「朝起きると緑の田んぼが見え、美しい山に囲まれ、
小鳥の声や川のせせらぎに包まれているありがたさで、
幸せで心が一杯になるのです」といっていた。

 

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満瑠壺は、この人はほんとに幸せなんだと
すっと心に入ってきた

快の感覚にありがたさが加わると、ほんとの幸せになる。

恋も相手の後ろに快を求め、満たされるだけでは幸せではない。
それは、すぐに幻想で消え去ることからも分かる。
その巡り会いの有り難みを感じ、人々の厚意への感謝してこそ
幸福感へと熟成してゆく。

誰かが教えてくれたが、電車で席を譲った人と
譲られたご老人の感謝の交流は、互いに幸福感に包まれると。

 

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体だってそうだ、文句も言わず一生懸命歩いてくれる脚や、
休むことナシの心臓にありがたいなぁと念ずることは
心身ともに幸福感に包まれて、健康が維持されるのだと思う。