渡り鳥がゆく <再見Myさん 再見Vietnam :ベトナム>
アーティチョークのお茶
ホーチミンの郊外に住むMyさんに電話した。
「バイクにぶつかったよ」
「マルコ、痛かったろう」
「うん、でもね生きてるから又会える」
「フライトは?」
「明日朝の8時なんよ」
「そうか、体大事になさい」
翌朝、5時半過ぎにチェックアウトするため、
ロビーに降りていった。
玄関は開いたばかりの様子。涼しいな。
「マルコ」と声がかかった。
そこにはMyさんがにこやかな笑顔で立っていた。
横には武士の妻という、たたずまいの奥様まで。
十分ほど歓談して、何と土産までくれた
マルコ好みのCDを沢山と、先頃訪問したという
ベトナムの避暑地、ダラットのアーティチョーク茶、
早速リュックに詰め込んだ。
奥さんの手料理のおいしさは忘れないだろう。
記念写真を撮って別れを惜しんだ。
沢山の好意を胸に詰め込んで、
ベトナムを後にした。
ベトナムよ、友人達よ、
そは懐かしくもなんと魅惑なのか。
これを料理したり、お茶にする 肝臓にいいとか
アーティチョーク茶を飲むと、すべてが甘く感じる