ベトナムのテトはご存じ旧正月だ。
その時「おいでよマルコ、忘年会だよ」と
誘いを受けたら行かないはずはない
宿泊していたホテルの従業員の会、
和やかでとても楽しかった。
*** *** ***
今年「マルコ忘年会に、是非いらっしゃい」といわれたので
臨済宗のお寺へ寒風の中でかけた。
福よきなはれ! 生徒の獅子舞
何と本堂薬師如来の真ん前で、歌えや舞えや
踊れや、奏でや!、それ
旨い精進料理を振る舞われ、
「まぁ、かたいことは神棚に祀って」
今日はみんなで楽しみましょう、皆の衆!」
お坊さん方も、そんな中で一緒に踊り
もちろんマルコも加わった。
元宝塚姫も踊り出す
様々なお偉方、市議会議長やらも挨拶し、祝電を披露され
まあ、何と盛況なと感心する。
こっちへどうぞと案内されてのお隣さんはベトナム華僑の姉さん。
マルコ好みの国からのお人だ。
ベトナム語はもちろん、北京語広東語、英語、
日本語が堪能だから、通訳してくれた。
参加者の半分は台湾の人々のようで中国語だからだ。
お隣はベトナム人だから、冒頭の忘年会を思い出したのだ
琴の演奏は蘇東坡の詩曲。
舞は中国、チベット、盆踊り、台湾・・・
塚ガールの親子の西洋ダンス。
チベットの舞
それぞれ、異国情緒が漂って素晴らしい。
やはり舞は優雅なおなごのものだ。
隣のお人がニコニコ言う
「みんなが楽しそうに、笑顔でいると薬師如来も喜こんではるよ」
ほんに一入、笑みが深まっている。
抽選会ともなると次々当選者が登場して、
歓声と残念声が交錯して一段と盛り上がる。
わたしゃ当たらんでもいいが、当たった人々の福をいわうのがいい。
大当たり!
通訳してくれる姉さんは昨年航空会社提供の航空券が二枚当たったそうな。
今年も当たったら、記念写真撮ってねと頼まれたが、役は回ってこなかった。
変化に富んだ忘年会は3時間も続き、
お土産をいただいてみんな帰途につく。
これだけの準備をするには裏方の努力は相当なものだ。
彼らに吉祥あれといのる。
セッセ、セッセ
マルコは酒の忘年会より、こんな和みの忘年会が好きだ。
外出もできぬ母上にこんな忘年会を味わってもらいたいなぁ
天女舞 春の佐保姫
http://yaemugura.hatenablog.jp/entry/2016/02/09/172752