千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

あじわい

 

 

知恵者が申されることは、ゆっくり吟味しなくては
ほんとの意とするところが腑に落ちない。

かなり昔に教わりました。

 ∞

まるこよい・・・・

 食味は口の中で三度変わる、
これを口内調味といってやした。

先味は口に食べ物を入れた噛み初めの味、
中味は唾液が撹拌したときの味、そして
後味は喉越しの味でやんす。

どんな食べ物も口内調味で三度変わるんやねぇ。

材三味ってのもあるんや、まるこ。
はしりと旬としまい

通は旬を大切にしゃんした。
格好つける旦那衆は、はしりがいい申されやす。
そして通はしまいを嗜みました。
しまいは発酵に通じます。

これもゆかしい話でんなぁ

  ∞

だからマルコ、ますます食事に時間をかけるから
同行の人をあきれさせる。

しかしようやく近頃、食事が味わい深くなってる。

口内三味、一筆加わり 人生三昧
残りの人生も三昧味わいやねぇ

f:id:Mtatibana:20170105094211j:plain


            一度は食いたい芝苑の雑煮