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千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

寄り添う若者達

渡り鳥がゆく


京都嵯峨野へ墓参りに出かけた。
極寒が少し緩んで、うららかなお日より。

お参り後、岡﨑公園のロームシアターへ行くため、93系統のバスに乗った
四十分ほどのバス中で地元の生活が見ることが楽しみだ。

車椅子の人を乗せるとき、ワンマンカーの運転手どんが
どんなに奮闘するか初めて見た。

 

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             熊野神社 縁結びだった

 


熊野神社に着き、ここも参拝して出た所で
四人の中学生と仲良しになった。
目を輝かせ屈託なく語りかけてくる。

二人は少年で背がマルコ近く伸びている。
二人は笑顔愛らしい少女。
街中の探検学習中なのだ。

少年達は先を歩き、時折振り返って待っててくれる。
少女達は両脇を寄り添ってくれ、あれこれ会話する。
なんだか若者四人に守られている感じ。

こういう時お年の男は、独りで喋りながら
ずんずん先に行ってしまうもんやけどね 笑

マル「あんたら、都の公家はんか、姫みたいな雰囲気やね」
「キャハ、私たち都から外れた所なんです」
「どこやろ?」
「北の国際会館の方です」
「はぁ~、さよかそれにしても雰囲気が雅やびてるで」
「そうですかぁ、ウフ、前の右の男の子、確かにそんな所あるかも」
「もてるやろな、優しそうやし」
「そう、女の子の間で許せるってかんじ」「きゃ、ホホンホ」と隣の子も相づち
「それって、人気あるってこっちゃね」
「はい、」
少女達はこんな話なら永遠に続く

「どちらへ行かれんですか」
ロームシアタへ世界的に有名な踊りを見にね」
「そうなんや、いいなぁ」「あ私、去年小澤征爾指揮の聞きに行きました」
「あ、そりゃよかったなぁ、どんな曲、交響曲?」
「曲というより、歌でした。抽選で当たったんです」
「運がエエなぁ、あんたら四人エエ運が近づいてくる人相しとる」
「エッッ!うれしー、幸せになりたいぃ~」

話は軽快に弾んだけれど、シアターに着いたようだった。
四人は手を思いっきり振って街中探検を続けていった

初春の若者が残してくれた、爽やかな心の残り香が心地よかった。

        

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    http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10425000014

    ~~そしてベトナムのテトを思い出した。~~

バス切符の窓口で「民族大移動だからバスの予約は無理やね」といわれ、
仕方なく田舎町、バオロックにずっといた。

元旦に、のこのこ歩いていたら、後ろから
「正月おめでとー!!」と声がかかる。

ふりかえると、若者達が普段着で笑いかけ
そしてお年玉をくれたのだ。

訳の分からん言葉だけど、意思は通じる。
「マウコ、おいでよ~」と誘い、若者達のお祖母ちゃんの家へ
連れてってくれ、宴会を皆で楽しんだのだった。

なぜかこの時のことを思い出した。
今、正に旧正月真っ盛り。




真心豊かな若者達よ、あんたら
     ゆくてに吉祥ありまっせぇ