豪雪の北陸に来ており
ペンギンになっている
将来の仕事の準備やら、伝統からくる知恵、
鈴木大拙の教え、住居などを求めての出張だ。
金沢では市役所の人が7年ぶりの大雪だと驚いていた
県の人は12年ぶりの大雪で大変!という
宿舎の人は37年ぶりのまれにみる大雪だという。
いずれにしても晴天と吹雪とくもりとがめまぐるしく変わる
北国ならではを味わっている。
旅人も地元人も交通確保に難儀する。
雪は真っ白でフカフカだ。
人の通った後行くことはなんと楽なことか。
始めにこの道筋をつけてくれた人に本当にありがたく思う。
白鳥道
つるつる滑るマルコに、地元人が云う、
「歩幅を縮めて、ペンギン歩きをしんさい」
雪は春に溶け、花と緑を素晴らしく息づかせる。
夏にはかれることのない川となって人々を潤し、水を美味くする。
天地の恵み、名も知れぬ人々の恵みが温かい。