千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 格差社会への対応を   : ハワイ

 

      

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アラモアナから北へ少し行くとチャイナタウンがある。
その辺りに、ブルーテントも持たない無宿の男女が沢山いる。

 

高級リゾート地のノースショアにも、屋根がある “ バス停留所住人 ” もいた。

 

いずれの人も私よりはるかに逞しくもあり元気な人達。
格差社会だといわれているアメリカなのだ。

 

 

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           ネックレスもビール缶口で自作さ

 

 

さて・・・・日本

若い頃、1億総中流といわれた頃から三十年・・・・

 

毎年遺産相続される内、税金を払っている数は
2パーセントとの統計がある。
98%はそのまま遺族が密かに保ち続けている。

 

何十億も持つ人にとって、タックスヘイブンなど
節税方法は多様だとか。
だから相続税は消費税の1割にしかならず、
1兆円から2兆円だ。

 

税は取りやすいところから取るので、
ますます一般庶民に矛先が向かう。
それが所得税も消費税も上昇する原因だ。

 

 

一方、1990年のバブル崩壊後から預金利息は
虫眼鏡で探しても見つからないほど。

一般庶民の金融収支はほぼ預貯金なのでゼロに近い。


富裕者はまとまったお金があるので、
株式やReit、他の有利な金融商品の高利回りを手にできる。

 

つまり、収入増加法も支出減少法も富裕者に沢山ある。

 

格差ができざるを得ない社会構造に陥っている。

先進国はどこも同じ社会構造だとか。

 

超富裕層のタックスヘイブンへの金は、
ロンドン・シティに回って世界中に資本賭博の嵐となり、
大きなクラッシュ(金融恐慌)を引き起こす。

格差を少なくするため、本来なら政府が知恵を絞る
はずがその気配は感じられない。

  

これらを見据え、自守自律を目指す若い人々は
自己防衛のため超富裕層の手だてをまずは知って
その中に自分が出来るものを見つけ、試みなくては
一生自立の可能性は少なくなる。


ウオーレン・バフェットは、小学校の時から蓄財し、中学生で
農場を買って農民に賃貸したり、沢山の収入源を模索した。
その積み重ねで10兆円近くにした。
膨大な試行錯誤の中に私たちは無数の知恵と学びがみつかる。

 

ウオーレン「素晴らしい人の背中に負ぶさって(真似)
    より高くなればいいんだ」と
   先人の知恵を活かすことを勧めている。
    一からつくりあげる必要はないのです

 

ただ、大原則としてルールを遵守すること

それは
     rule 1 損をしないこと     損という意味は深いのでっせ
     rule 2 rule 1を忘れないこと

   

つまり、とても単純なことの積み重ねが
格差社会に押しつぶされないための心がけ。

 

人生で経済は総てではないにしても
経国済民は、自らの手足と頭脳でしか
やるしかない時代です、 若い人々よ

それは、試して見る価値があるんです

 

 

アンドリュー・カーネギーもアメリカに渡って
無一文から鉄鋼王になった。
とても高貴な顔つきにとともに。

 

別段金持ちになる必要はないが
みずからの精励で中流生活はできるのです。

 

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            平等 、公平 、現実
           富の独占は社会崩壊のシロアリ
            https://togetter.com/li/934412