ラオスでは、正月明けに出くわした。
ベトアムでは両親の日を作った。
マレーシアではラマダンにでくわした。
田舎のモスクの上級ウラマーが美しい英語で説明してくれた
「マルコよ、人の欲は限りない。
ラマダンでそれを調えるのだよ」
「マルコよ、アラーの恵みに預かれない飢えた人々がいる、
この人々とともにいる、共感することだ」
「そして、マルコよ、少し断食するだけで体にいいのだよ」
確かに腹が空く心地よさというものも
体に備わっていると実感する。
マルコおいで
英国へ留学したこのウラマーは手を取って
日の入り後のBreak Fast に誘ってくれたのである。