千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 入り口拡張工事すすむ 投機博打市場

 

 

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           立派な入り口


八月初め頃から取りざたされていた米国の
『ボルカー・ルール』緩和がきのう決定された模様

 

すべてが金融市場に順風になるように風送りをしている。


ROE教も、自社株買いも、外国資金の還流優遇も、

MMT理論も、トランプツイッターも。

 

天井をつけるてまえでは、大手金融機関が解禁の
デリバティブ自己売買をしてカラー取引などで濡れ手で粟を画策するだろう。

 

これからたとえ米国株が二倍になろうとも
欲に駆られて買ってはならないと自戒してる。

 

上げは二倍とか三倍になっても、下げのリスク(変動)は
その数倍になるだろう。

 

最後のババ掴みの買い手は誰になるのだろうか?
入り口は広くても出口は狭いのではなかろうか?

 

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*ボルカールール:
2010年夏に成立した米国の金融規制改革法(ドッド・フランク法)の中核となる「銀行の市場取引規制ルール」のこと。2015年7月21日より全面適用されている。

銀行が自らの資金(自己勘定)で自社の運用資産の効率を図るためにリスクを取って、金融商品を購入・売却また取得・処分をする事を禁止する。オバマ米大統領の呼びかけにより、ポール・ボルカー元米連邦準備理事会(FRB)議長が提唱した。

具体的には、米国の銀行によるデリバティブや商品先物の取引を規制し、未公開株ファンドやヘッジファンドなどへの出資も制限する。一方、顧客のリスク回避などを目的としたヘッジ取引や、値付け(マーケットメーク)取引、米国の国債や政府機関債、地方債のほか、外国銀行の在米拠点における外国国債の債券取引などは規制対象外となっている。

2008年の金融・経済危機を引き起こした要因が米大手銀行の放漫経営にあり、金融機関の破綻や公的資金投入による救済が続出したことから、「預金者のお金を高リスク取引に二度と回させない」との理念に基づいて導入された。  野村證券サイト

 

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        Trump Taj Mahal

*もともとトランプはんは賭博好きで、アトランティックシティ等のトランプ・プラザのほか、トランプ・キャッスルやトランプ・タージマハルでカジノ経営して破産した。30年後の今ではゴーストタウンになりはていているそうだ。

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    Ocean Casino Resort 

年寄りの今はますます賭博化に燃えて、

正常な市場までカジノに仕立て上げるのに精出す。
いずれこれもゴースト市場への道を歩むのだろうか。
(昔、インターネットでは博打関係でオーストラリア入国禁止処分になっていたと
           ボケマルコの記憶にあるが今はそのサイトはない)

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