千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 マンゴーの宴


初めてアップルマンゴーを食べた。

東南アジアでは普通マンゴーをしょっちゅう食べたが、
アップルマンゴーははじめて。

 

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「マンゴー食おう!」と友を誘った。

過去たくさん食べ、大の好物だという友は

友「種に沿って三つに切るのだ」

 「ふーん、魚と一緒か、三枚おろし」

友「1-2センチ四角に切れ目を入れて・・・」

 「こうかいなぁ」

友「そうそう、で、皮を下から押し上げる」

 「まるで、ボンチ揚げの表面みたいや」

 

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                     懐かしいなぁ

 

頭をよぎったのはハリネズミが針を立てた
ようなかわいらしさもあった。

 

ハリネズミマンゴーはいい匂いをあたりに放ち
みずみずしい濃い黄色のつるりとした感触で
隠し味に酸味がきいて甘くも魅惑的なうまさだ。

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        バオロックにて/ベトナム

 

あのむせかえる芳香を漂わせ、カラフルな花々を
咲かせる南国を想いださせた。

 

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         ブルネイで

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          ハワイビッグアイランドにて