千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 早課   :高雄仏光山寺/台湾

 

朝の勤行をここでは早課という。



一日の始めを、このような心清める詩を唱和し
高らかにうことは、心はもとより
体にも音(優れた善い)の健康が染みこむこと請け合いだ。

 

気功でも六字真言といって、数分間唱え念じると
健康になる

 

 

*   さて

息が切れたマルコは呼吸を整えたらゆっくりと
成佛大道をあるいて、本殿に到着する。

 

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多くの法師が背筋を伸ばして入殿して、
次に信者、最後にマルコ達が末席に並び立つ。

 

老若男女色々で時には小学生も法服を着て
なれた動作で早課するのに感心する。

 

住職が入殿して、鐘や木魚にあわせて経の唱和が厳かに始まる。
抑揚があって、まるで讃歌を謳っているようだ。


途中何度も拝礼の五輪倶屈や時には五体投地をする。

 

これはスクワットよりきついようで、膝や腰の弱い人は椅子に座る。
自分に合ったやり方でよくて、むりはまったくさせない。


早課は撮影できないので、
探すと動画があった。

 

大雄寶殿の早課

https://www.youtube.com/watch?v=DYW2ABJWRfM

 

参考:唱和の調和
https://www.youtube.com/watch?v=8BT1--KFVGM

普通は30~40分、特別の日は一時間ほどで終わる。


時の流れを忘れさせる朝の誕生である。

これで心を浄めて一日を始めるのだ。

 

西洋の人たちは一番後に座って、まったく意味が不明でも
何かしら衝撃を受けている風情だった。

 

マルコは中国人七割、東洋人三割にみられる 笑^^;

 

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