千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 ティーシャンギツネ   :高雄仏光山寺/台湾


最初、人々は顔を合わすと“オーミトフォ”と挨拶してくれた。
あみださんのお蔭を!ということだろう

 

ところが近頃、急に“にいちゃん!”にかわった。日本語?

違った。中国語の挨拶で“ティーシャン Jixiang”で、
吉祥をということだ。

 

昔は、ロイヤルファミリーが挨拶にしていた言葉だよ
という人もいた。


そして人によっては狐マークをして微笑んでくれる
日本で影絵として中指と親指をくっつけて狐を映し出す。
あの手の印を作ってにっこりしてくれる人が増えた。

 

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      welcomeサイン 蓮花手印

 

日本で美形がつんとすましているのは、かたとき少しだけ美があろう。

ちょっと型崩れ気味がティーシャンと言って微笑んでくれるとまぁ
なんてきれいなんだろといつまでも余韻が残るのだ

 

列をなす小学生中学生がマルコを見つけて、若さほとばしる
ティーシャン!連発を贈ってくれ、こっちも負けじと贈る。

 

法師も子供も、おなごも、じっちゃまも、おっちゃんも
みんなティーシャン!狐になっている。


ティーシャンギツネが好きだ
金沢でティーシャンギツネを飼ってみたい