千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 詩の気づき   :高雄仏光山寺/台湾

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        世界は巡る 人は世界人



真に正しい世の真理は、心地よい詩のようである。
たとえばこういうことだ

 

 ∞
  不思議なつながり

 

ときどきのめぐりあわせを縁とひとはいう

花は朝咲く
縁がつどって咲き

葉は夕散る
縁がつどって散る

ひとり咲き
ひとり散りはせぬ

 縁によって咲き、縁によって散るのだから
   どんなものもみなうつり変わる

ひとりで唯、あるものも
つねにとどまるものも
ありえない

すべてのものが縁によってうまれ
縁によってなくなるのは永遠不変の真理

だからうつり変わり
つねにとどまらないということは
天地のあいだを支配するまことの真理なのだ

これだけは永遠に変わらない

 ∞

 

だから、

〔 花蓮の蜜蜂が、かすかに羽ばたくと世界が変わる 〕

    はまことである

人が気づくかどうかは別にして


 ∞
     おさかな

海の魚(さかな)はかわいそう。

お米は人につくられる
牛は牧場で飼(か)われてる
鯉(こい)もお池で麩(ふ)を貰(もら)う

けれども海のおさかなは
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうして私(わたし)に食べられる

ほんとに魚はかわいそう

 

 

魚座のマルコの目に涙

 

涙一滴、世界がかわる

 

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        雪のひとひら、世界が変わる

 

 

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☆縁
物事の原因を結果として顕れださせる、多くの条件をいう。
それが相互に関係しあって千変万化の現象がおきる
その不思議さを妙なるという