千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 善縁造りの人   :高雄仏光山寺/台湾


そうです、今から何年かずっと前のこと

近所の臨済宗のお寺が気に入って禅を

組んだりしてくつろいでた。

 

ある日、目の前にひとりの女人がたってました。
話しかけてくれて、他の信者さん達と同じく
あれこれ親切に接してくれたのです。

 

そのKさんが金沢観光に来たいというので
色々情報をあげても来ないので、
あぁよくあることだと思っていた - - -

 


さて昨年夏、十年来希望していた台湾へゆくことを決めた。

物見ゆさんの観光は少ししかしないにマルコに、

“そうだ、臨済宗佛光山寺本山にいって修行したい!!”

という強い希望が湧いた。


それは、金沢で毎週通っていた鈴木大拙館の影響が大きいし
かねてより「高雄の佛光山すごいよ!」とたくさんの人から
聞いていたこともあるからです


写真とか文字、口づてだけでは実感できないのはあたり前

だから本山に何とかしてたどり着き、
そこで荒行でも何でも修行したいと思って
Kさんにそうだんした。


マ「マルコ、ゆきたいんだけど・・・・・」
K「当たってみますね」

その後、トントン拍子に道筋ができて佛光山寺本山に
特別扱いで長い間滞在できることとなったのです

 

それは、Kさんの熱意ある働きかけと、
くじける事のないさまざまな工夫、時間と行動により
多くの人々を動かせて実現されたのでした

われは身を整え、Kさん達は諸条件をたくさん整えてくださった。

 

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           善縁の人


それも、まったく今までにはない好環境下で修行が実現

「年齢も、国籍も、期限まで取り払って特別に」と後から聞いたのです。


しみじみおもう


まこと、ちょっとしたマルコの発心が、Kさんの努力の実りをえ、
ごく自然に、道なき所に道が拓ける・・・

これを不思議といわずしてなんであろうか !


結果素晴らしい気づきや境地をもたらしてくれた

 

余談だが、高雄のホテルでまことに親切に佛光山寺への行き方を
教えてくれた孫のような娘さんも同名のKさんだった。
その名字は珍しいものだとか


佛光山寺での貴重な体験は、必ずや千年構想の種まきに役立って、
素直な善縁作り人に巡り戻ってくるのだと確信している