千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 おねだりきつねと西施  :高雄仏光山寺/台湾


金美齢さんがいう。

 

『 女はいつも何かをねだる立場にいる。
   恋人にも夫にも世間にも。

 自分はこうして欲しいばかりを考え
 自ら相手に何をしてあげられるか
 協力できることはないかとの考えに身を置かない 』

 

マルコに近づく女はほとんどそうだったな。


使命を感じる男にとっては
金さんのいう女は全く煩わしいだけの存在だろう

 

おねだり女は子供の教育を
まともにできるわけがない。

 

それは私・私・私が頭に充満しているから。
かましさといっていいかもしれない

 

そういうふうに見たとき、西施は見上げた女だ

 

国(越)のために何ができるかを考えて懸命にがんばった
それも女のネダリ立場を巧みに利用して、
大きな使命のために命を捧げた

 

呉国の恨みで革袋に入れられ河にほりこまれたともいうけど、
范蠡に助けられて越国から遠くへ逃れたとの説を願う。

 

楊貴妃などの四大美人をもてはやすけど
しょせん、私欲で世を乱す女

 

だから洗濯女の西施には大根足でも、大表彰状あげる

 

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            おねだり狐
       https://plaza.rakuten.co.jp/merry55/diary/201308210000/