千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

一番そんな、いやがるものを :養眞-25

 

時代の先端を行く波を乗り切った関東のお人から知恵を頂いた

彼女はペットショップを時代に先駆けて大きく成長させた人だった。

 

   
“マルコよ、

  普通人が最も嫌がるものを選びましょう

  そして最も損するのを、
  得にならないものを選びましょう   ”

   

 

 

 

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           竹林の山桜



年末に世界一周のクルーズをする予定で楽しみにしていた。

 

渡り鳥マルコは体調を整え、海にはまっても浮ぶよう羽に脂をぬったり
のんびりした時間をどう味わうか、あれこれ夢描いていた。


そんなおり青天の霹靂、コロナウイルスの巣窟だと
みなされたクルーズはつぎつぎと運行取りやめになった。

 

数年前に払い込んだ代金を返してくれる予定だったが、
お察しのように会社は大苦境で、日本政策金融公庫などに
緊急融資を頼んでいるとか。

 

友の弁護士さんに相談して、あれこれ知恵を授けていただく。
代金回収の訴訟の段取りを詳しく教授してくれたそのお人が
最後にさりげなくつけ加えた

 

「マルコ、修行終えたんやろ・・・」

 

フムッ! そうか佛光山の教え

 

“ あなたが得をする 私は損をする ”    星雲大師


皆がすること、それは得の先取り、独り占め
その先は奪い合い。

 

みんなで分かち合ったら実りは少しあるかもしれない。
譲り合ったら相手も譲る(こともある)

 

 

食べる時に美味しくて大きなものを選ぶ人が多い。
けれども孔子の末裔のある子供はこういったと父から教わった

 

“ 私は体が小さいから兄たちは大きなものを食べる、
  私は一番ちっさなものでいいよ ”

 

マルコはそんな殊勝にはなれないけれどね、
  行動変えてみよう

 

まぁ、山菜も収穫できるんだから、あきらめよう

じわじわと考え方の礎を変えてゆこう


冷や汗垂らしている経営者に励ましの手紙でも送る気になればいいなぁ

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=PozJNqwXvDA
     小学校の時、訳も分からずみんなで歌って
          先生達に叱られたなぁ