なにが原因かは評論家さんにお任せするが、
米国の巨大市場、ナスダックを注視している。
マルコが足跡としてここに載せるのは三回目かも知れない
1990年、年頭から大崩れした日本の株式市場と同じ足取りを
辿りつつある。
昨年後半に、日本の元気な投資家達が日本市場のもたつきに
しびれを切らし、「今回は違う」とアメリカ市場へと雪崩を打って
参入した。
東京金融取引所に今年2月NasdaqがCFD上場した。
Nasは昨年後半より、16,000程から12,000にまで大きく下げて、
いよいよ「失望の領域」へ近づいている。
ナスダック指数の歩み クリックすると拡大します
この図はNasの二十年の足取りを、対数グラフにしたもの。
下値抵抗線を下に切ると、米国ROEバブルははじけたといえる。
大まかにいえば、10,000以下になると、雪崩を打って下落する可能性が高い。
日本の元気な投資家達は、「落ちてきたナイフに手を出して」
出血になるかもしれない。
そんなことにならないように、ちゃんとヘッジ(撤退方法やつなぎなど保険的な諸方法準備)をしといてほしいと
心より願う。
日本人と中東人が出たらおしまいは世界の常識。