千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

  夢の種まき

しらぬが仏

京都にうなぎを奉る三嶋神社というのがある。 宮司は21代目で代々ウナギはくわんそうな。あるお人が「さぞ辛いでしょうね・・・」というと「そもそも味をしらないので」と食べたいとも思わぬとの返答 そうだよ 一回グルメしたら、またまたしたくなるたのいきも…

生活がそこにある

よう 未熟マルコ おれ巨大なまず 宿舎の二階のベランダから通りを眺めると生き生きと本物の生活が実感できる。 ある朝のこと・・・コココと鶏が騒ぎ、羽をばたつかせてくたばる。 おっちゃんは慣れた手つきで、締めた鶏をじょうろ型の鉄柵に頭から突っ込んで血を出…

  世界人  

シンガポールでの標語 慌ただしく出立して、シンガポールでほっと一息お茶を飲んでいる。 ふと嫌いなクーラーの室内機に目をやった。動いてない。死んだ空気が吹き出さずいいことやなと思いつつ目を横にやるとその標語があった。 なんだ、世界人やないかいなぁ幸…

 命のリレー リボン

無機的な遺伝子の図を見てふと思った。 まるでリボンだなと。 そして美しい金沢友禅の川 流しにたどり着いた。 長らく生きていると自分などどこにもない。 私たちは先世の福あって、 宮殿はなはだ厳飾さる 宮殿:こころ 厳飾:おごそかに飾られ と昔の人は言…

ACT FAST

これを考案した人、大したものだなぁ 英語の略した頭文字言葉はごまかしが多いから総じて警戒している。響きもおおよそ耳障り、sdgsってややこしき発音で、早口言葉でしかない ところが脳卒中のことを調べていると判定方法がこれだという 標語は 【 脳卒中か…

空気汚染の身体センサー

ホーチミンやクアラルンプールで、軽い頭痛と喉に違和感があった。疲れだろうなとおもった スマホで気づいた 間違いだった 「空気質」と云う項目があって142=汚染してますとでてる。なんだこりゃぁ? 後で気づいた 友人のいるカントーへ行くと治った。汚染…

笑顔  <ベトナム>

ベトナムの仕事を終えて、二週間ぶりにほっとひといき。旧市街区にある人気の宿舎(accomodation)で心を癒やす笑顔にあった。 この西洋人が多い宿舎は、アジアの国々からの若者をスタッフにしている。 A君はひときわ大声で明るく受け答えする。ミャンマー出身で、両親を亡く…

人生こぶだらけ

宿は清潔で快適で、そして財布に優しくと高望みする そんなのあり得ない!がふつう たまにあるのだ 大都会クアラルンプールの目抜きファーレンハイト通りの大きなビルにある宿泊所 綺麗すぎた・・・・一泊1700円 ガラス張りは嫌いだ さすが開拓上手な西洋人ばかりがたむろす…

 五年ぶりの海外 修復出張

<日記ではなく、全て予約投稿です> 千年構想の礎にと二十年間コツコツ築いた海外の仕組みが皆、崩れた それを修復に海外に出かけた 白鷺 bailu のごとく もう三ヶ月過ぎたような感じの慌ただしくも、新体験続き!!!! 世の中激変である 高度機械がないと…

昨年の来歴書今頃に

高砂百合が今頃咲くタンポポも春が再来と咲き誇るニンニクも芽を出してすくすく伸びる 昨年のクリスマス頃完成のはずの来歴書は一年遅れの印刷完成。プリンターが治ったよ。 もともと、五百年プロジェクトのサグラダファミリアの東洋版、マルコの千年構想の足取りだか…

ぐるぐる回れお裾分け

アパートの砂漠になった空き花壇にネギ、ニラ、とまと、二十日大根など植えたら結構実った。 で、『ご自由にどーぞ』と張り紙しても、反応なしだった。 昨年、バケツにいっぱい柿をもらったので、洗って玄関に山積みしたら、三日でなくなった。 今年は自治会…

縁側でシフォンケーキと苦瓜と

「 Amazon の蝶が羽ばたくと世界が変わる」 まさに宇宙の真理である 今朝 暗いうちから起きて、 あれこれ定例行事をし、公園へマルコ 体操に出向いた。 天地は曇って小雨模様。 骨に刺激を与える体操を終えた頃、 後ろから「マルコさん」と声がした。 白い包…

初冊子-会えない人にどう贈ろうか?

きのう一晩でも、織女と牽牛は永遠に逢える。マルコの齢になると、「あったが最後」がほとんどになる さてさて、ライフワーク千年構想が芽を出すかもしれないね。 昨年の来歴書の原案はできて後は編集だけ 世界人企画のもととなる冊子は、資料調査から初めて…

 ねがい

www.youtube.com 霊峰白山 もう少し 長寿を期待したことはないのです幸福を期待したことはないのです 祖父は「この子は、欲しがらないなぁ」といったそうです けれどこの歳になってもう少し時が欲しいのです 千年の星霜をへてのびのび育つ芽のために大切な君…

コガネムシと四人の妻

新・日本昔話 「コガネムシの涙」 ∞ むかしむかしある処にある金持ちがいました。大きな白壁の金蔵建てて人々から羨ましがられ、「コガネムシ」とあだ名されていました。コガネムシには四人の妻がいました。そのコガネムシは、四人の妻のうち一人は別として他の3人の妻を…

集まるもの

昨年にふと思いついたもの【 世界人企画 】 だ 長年、アジアを歩き回った末、鈴木大拙館に通った縁で産まれそうな企画 近頃、今年の来歴書にたいそう役立つヒントが次々と集まってくる。 どうしてだろうか?不思議で仕方ない。謎だね (^-^)"♪ 先見性のあるお…

サグラダ・ファミリア演奏会 花咲か爺さんの種まき

先週末から、あちこちの講演会やシンポージュームに参加した。日曜日に「ガンとともに生きる」を長い時間冷房の寒さに耐えつつ聴いた。 晩方、マルコ製梅ワインを飲んだら、すこぶる眠たくなったが、なぜかTVのスイッチに手が伸びた。 すると、きれいな外国映像が現れた。「…

 給付金を生かそう 時事

安易な金が入ると、身も心も持ち崩す--- 10万円の一律給付金をもらった。 その折、民主主義はいらんことをするなぁと頭をよぎったことを覚えている。 確かにパンデミックという訳もわからん外国語などを使って大騒ぎした政府のお詫びの心持ちは感じる。 その…

2021年来歴書 印刷完成

昨年の “ 千年構想来歴書 ”は先年末に完成していたが、 プリンターが大雪のためか調子を崩していた。 眠りから覚めたかのように動き出したので、 限定四部印刷した。 これは、もったいぶったマルコのサイン入りだ。 ひょっとしたら、五十年先にはNFT証明で価…

違いを認めない国の政治屋の行く末 時事

多様性 ・・・・ 流行語だけど、ちゃんちゃらおかしいな 青 : 北大西洋条約機構加盟国 赤 : ワルシャワ条約機構加盟国 二つの世界大戦はヨーロッパで生まれた。その後、1949年4月に北大西洋条約機構(NATO)が、対抗して東欧諸国とソ連が1955年にワルシャワ条約機…

独立記念日

こないだの二十一日はマルコの独立記念日。 マルコ製のあんず酒で祝った。 ちょうど、尊敬する事業家の誕生日の日でありお祝い電話した。 懐かし気に「おぉ!マルコ・・・・・・」とあと言葉が続かなかった。涙の気配がするこのお人は、老いの入り口でレビー小体アル…

縄文の平和と滅亡調査-33 <英勇5-最終-范蠡> 長文

范蠡像 はんれい名を知らぬはないほど古来より有名な御仁。呉越乱戦時代(紀元前500-700年ほど)、越を盛国に導いたお人です。武人として戦略家、巧みな商い人としてもすんなりこなす“自由自在の人”。 よく言われるのが“人生の達人”は言いえて妙である。 范蠡…

縄文の平和と滅亡調査-32 <英勇4-木蘭>

中国の歌や伝説の中で語り継がれる有名な女将軍である。老病の父に戦さの招集がかかり、おてんば娘の木蘭(ムーラン)はこっそり男装して抜け出し、替わって従軍する。北方の異民族を相手に各地を転戦し、勝利に導いて将軍となる物語。 ムーラン (木蘭) 廟 ∞ ☆中国…

縄文の平和と滅亡調査-31 <英勇3-北条時宗-後編>  長文

◆ネバーギブアップ同士の戦い 1275年10月に鎌倉幕府は120名の御家人に対し文永の役の恩賞を与えた。恩賞がなければ命をかけて戦わぬ武士だからで、次の戦いの準備でもあったが、元から奪えたものはなかった。 その恩賞は狭い土地,小さな屋敷などで今までに…

縄文の平和と滅亡調査-30 <英勇3-北条時宗-前編>  長文

---スコットランドでは英勇ウオレスが活躍していた七百五十年ほど前正に時を同じくして、日本国では北条時宗をはじめとして武士が元・世界帝国相手に戦った。 ∞北条時宗(1251年-1284年)は執権時頼のひとりっ子であり、1268年の父の跡を継いだ時はわずか十八歳であった。…

縄文の平和と滅亡調査-29 <英勇2-ウイリアム・ウオレス>

◆約七百年前のスコットランドの出来事だった。 ウオレスが1270年ごろ生まれて青年時代1296年に、スコットランド王ベイリャルがイングランド王エドワード1世に敗れてイングランドに連行され、悪名高いロンドン塔に幽閉されたという。スコットランドでは王が不…

縄文の平和と滅亡調査-28 <英勇1-シャクシャイン第二部/2>

第二部 さてシャクシャイン・・・ ◆戦争の前夜に恨みが募る東の大集団メナシクル部族と その西に位置する大集団シュムクル部族とは接しており、狩猟権をめぐる争いがあった。鮭や 熊、鶴などの猟場での小競り合いである。メナシクルの首長はカモクタインでシ…

縄文の平和と滅亡調査-27 <英勇1-シャクシャイン第一部/2>

<私は歴史家でも考古学者でもありません。 目的は学問ではなく、千年構想に活かすための視点から綴っています> アイヌの歴史記録はない。伝承や歌による語り継ぎが主であり伝承者によって微妙に違うところもあるという。 記録は和人(日本人)や西洋の宣教師、…

縄文の平和と滅亡調査-26 <英勇-いでよ英勇たち>

あらゆることで縄文の考えを引き継いでいたアイヌが富の蓄積で絶大な権力を持ち出した弥生人たちに押されてきた中、様々な試行錯誤と融和の工夫がされた。 基本的に武器を他に求めるしかなかったアイヌは衰退せざるを得なかった。 マルコの疑問は、そうした…

縄文の平和と滅亡調査-25 <アイヌ同士の戦い>

◆羅臼町郷土資料館学芸員天方氏よりの情報 +++狩猟採集生活でも保存食はあった。弥生時代になって米など蓄えられるようになった。これから階層、支配、格差が出てくる。擦文サツモン文化、オホーツク文化の次にアイヌ文化が出てくる。しかし文化的なつながりはな…