千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

  富の托かり方

富の托かり方 39 < 国境を越える企業と人 > このような記事を目にしました。∞2012年の決算報告書で利益を計上した米大企業の約20%が、最終的に米国で法人所得税を1セントも支払っていなかった。2012年以前では、会計検査院の試算によれば、2011年には利…

変人寄人さあ大変 38 < 好みの悪人 > 悪人が好きで善人になろうと思ったことがないのはたぶん、先祖が海賊と山賊だからだ。と、先祖さんのせいにしてる、 ごめん「銀行の前を通るとき、血が騒ぐなぁ・・・ 」そうブツブツ言うと、一緒に歩いている人はわずか…

毎日が誕生日 <錦を織るには> 春爛漫わたしゃ、ずっと潜在能力開発をテーマとしていました。何十年もあくせくしているなかで、『人の能力を制限する枠組みを取り払う』ことがどんなにか努力や工夫がいるか、身に染みて分かっています。まことにしんどいこ…

富の托かり方 37 < 負債の館 > 近頃、どれくらいで暮らせるか試みている。 企業経営でいうと、最小固定費を見極めるためだ。衣食住はピンからキリまであるから、水道光熱費、通信代だ。 で、1万円前後で収める手立てがあると発見した。交際費や自動車代は…

富の托かり方 36 < 山師の活用 > ある男の話である。小さな時から、山師だった。学校の裏山で土器や鏃(ヤジリ)をほじくり出して喜んでいた。今と違って生ゴミは、桃や柿・イチジュクの脇に穴を掘って埋めていた。その穴掘はその山師の役目だった。カマキリと…

富の托かり方 35 < 安宅彌吉 > 学生時代のあるとき、安宅彌吉と、西田幾多郎、鈴木大拙はこう語らったそうです。 「おい、将来なにしたい?」 「おれは、日本の思想を西洋に伝える」 「わしゃは、西洋の思想を日本に」 「さよか、あんたら金にならんことす…

富の托かり方 34 < 帝釈天の涙 >いままで、この表題で33話を日記しました。今回は具体例ではなく、毛色を変えて、考え方の礎にまつわる話を一つ。若い頃に手塚治虫の漫画に熱中しました。そんな中で、何千年も前の、あるバラモンの不思議な話が今なお心に…

富の托かり方 < はてな? >この世は多種多様の豊かさに溢れています。物財、金、智慧、仕組みなどいろいろあります。巧みな先人達はその富を自ら手にして、上手に誠に智慧と先の洞察に慈愛を持って使っています。もちろん結果、人々の笑いの対象となることも…