渡り鳥がゆく
早朝の散歩どきは、挨拶に忙しい 春先には小川で鴨やら背黒セキレイが朝食をしているおはよー 彼らがこっちを向く 閑かさに沈む町に、ウグイスが朗々と朝を告げるカッコー声が心地よく響く東南アジアでのにわとりに代わって 竹林ではスズメがにぎやかにさえ…
千年構想の種まきで、ベトナムでは彼Huyに托す マ「フィよ、あんたやるかい」Huy「よしやるぞ!」マ「今の事業を9割の力で順調にしてね」Huy「残りの一割でまずは金融世界の勉強!よし」 世界中が慌ただしく不安にかけずり回りだした。 何もかもが崩落しだし…
さわやかで自立した友人Huyが結婚するので祝いを考えた。 まず、炊飯器とか電子レンジなど家庭用品か仕事のパソコン関係を提案した。 珍しいことに「嬉しいな、もらっていいの?」なんて返事が来たから「もちろん、二点でも三点でも」といった。 持ってゆく…
父の恩人である鈴木大拙師はその文章から自由(みずからによる)に放たれた創造性がヒシヒシと伝わる。 高雄にある仏光山寺の臨済宗本山、星雲大師からもその偉大な創造性が伝わりくる 悟りはかくも人の心を大空・虚空に放つのだろうか・・・ 星雲大師は可能性や富…
異国でふとした触れあいのうちに「ま、入いんなさい」といわれて、家の中に招き入れられる そこで、地元のおちゃがでてくる時にはおちゃけもでてくる これはとても楽しみだ *** 旧正月ってどんな具合だろうか?マルコの探求心求道心で、ベトナムに行った 混み合っ…
ここの記事は、ほとんどが予約投稿している日記ではないから、いつ記したか分からない。 けれど時折、新鮮さだけが取り柄の記事をすることもある ---- ある知人がSNSでいう 「マルコ、中国がたいへんだから三人の知人にマスクを送った」M「それで?」 「同じ…
金美齢さんがいう。 『 女はいつも何かをねだる立場にいる。 恋人にも夫にも世間にも。 自分はこうして欲しいばかりを考え 自ら相手に何をしてあげられるか 協力できることはないかとの考えに身を置かない 』 マルコに近づく女はほとんどそうだったな。 使命…
仙崖さんは日本の禅の坊さまです。 なんと、台湾高雄の有名な佛陀記念館にご登場 これ・・・中国の仙崖はん? 仙崖和尚はんは博多 夜遅く帰ってきた弟子達が塀を乗り越えてはいるのを手伝ってやったとか いい和尚さん! 鈴木大拙師の最後の著作は 「仙崖」でカ…
そうです、今から何年かずっと前のこと 近所の臨済宗のお寺が気に入って禅を 組んだりしてくつろいでた。 ある日、目の前にひとりの女人がたってました。話しかけてくれて、他の信者さん達と同じくあれこれ親切に接してくれたのです。 そのKさんが金沢観光…
いよいよ大晦日・・・世界の金融市場では、どこも閑散なようです 十月からほとんど離れていた世界のマーケットを覗いて手持ち状況と来年の方針をメモしておきます。 方針は①リスク資産を順次減らして、現金比率を95%以上にします 流動化比率90%以上 そして加えるのが ②…
祖父に連れられて、大阪の住吉大社にお参りして帰った時のこと。昭和二十年代後半だろうか。 祖父「マルコ、ひとっつも欲しがらんかったわ」と吾が父上と母上にゆうたそうな。 http://obaa.jugem.jp/?eid=461 マルコは祖父がそして、祖父の匂いが大好きだっ…
よく「マルコ、おまえようそんな事信じるなぁ」と友からいわれる。 信じてだまされたらそれまでよ!と開き直っていた。 “ 信じる ”のは一方的な場合が多くて、自分の都合や期待を優先する思考が潜んでいる。 「信じていたのに!」のあきれ声は代表だ 中学時代だ…
食を乞うのが乞食 大都市ほど乞食が多い。台北には驚くほどたくさんの路住民がきれいな公園にたむろしていた。 供養のためとも思ったが、お金を渡すことはなかった。 おもうに、教えを乞うのはなんだろうか 乞教?マルコは乞教だ。 本当の乞食(こつじき)は托…
ここ佛光山寺の雰囲気は“育み” 慈しみで育む 人はもちろん、草木も生き物たちにもそうだ。だからある法師がいっていた 「日本から8年間通っている人は、極楽だといいます」 マルコのかたくなで、垢だらけの心をほのぼのと解かしてくれ、枠組みを取り払って…
台湾へ出張してずっと、蔬食を試みている魚や動物をいとおしんでという殊勝さはまだない 佛光山寺の過堂 蔬食をたしなむには日本では中々難しい。食材も限られているうえ、外食でも入口が狭い。 「ネギとかダシも本当はだめなんです」ときくにつけそりゃ日本…
世界は巡る 人は世界人 真に正しい世の真理は、心地よい詩のようである。たとえばこういうことだ ∞ 不思議なつながり ときどきのめぐりあわせを縁とひとはいう 花は朝咲く縁がつどって咲き 葉は夕散る縁がつどって散る ひとり咲きひとり散りはせぬ 縁によっ…
野外出でて歩き回ると手首や足首が虫さされで赤くなる。 元々刺されてもすぐ治る体質だけれど、蟻とか、ダニなどに噛まれると長引く。 持ってきた現代新薬では一時的に軽くはなるが効かなかった。寝床では痒くてしかたない 佛光山寺の信徒が教えてくれた。「…
不平も不満も責めの気持ちで、怒りの子 普賢殿から大雄殿を望む「こうした方がいいな」には二種類ある。自分の場合を想い浮かべて活かす分には特に問題はない。 ところが、人にそれを押しつけるとなると別物だ。「こうした方がええのに」を受け取るのは人の…
釈迦果(シャカカ)という果物が人気だと聞いた。仏頭果(シュガーアップル)蕃茘枝(バンレイシ)ともいって多くの名前がついている。 宿の若主人が「母からだけど、マルコこれ」と出してくれたのが釈迦果。 友人が「それは台東特産品で美味しいよ!」との…
星野富弘 いのちより 愛を消しゆく人には沢山出会った。己の欲望Firstして、ワシがワシがと独占する。 しかし分かち合いながら、灯しゆく人のそばは温かい 金沢で地元出身の八田のことを知った。どうしてその名を忘れなかったのだろうか? それはきっと日本…
星雲大師は慈悲の人で、システム設計に長け建築設計家、書道家でもあり詩人でもある 三毒に冒された身の懺悔星雲大師ほどの人が、これ程反省し身を慎もうとしている だから、普賢殿にある快適な宿泊部屋を清掃してる掃除はまさに自分の三毒を少しずつはぎ取…
マルコは年取ってから病がなくなった。だから、まったく薬から解放された 病かどうか知らぬが、痛くも不便もない『重度骨粗鬆症』だとか。背骨が砕けたら死ぬまでと覚悟している。 ところが、まだ残っていた。 生まれつきの心の闇病、 まずはそれに気づいていな…
ヒョヒ、ヒョヒと澄んだ声でなくとりがいた。瑠璃いろで赤い顔した中型の鳥もいる。 尾長鳥そっくりさん、白鷺 すずめ。 法会で、聖詩響く中燕が飛び交う 陽が昇るとトカゲたち、リスは樹を上下に駆け巡る。夜の闇ではヤモリがなく。 蝶々がとび舞い、蚊や蝿はマル…
佛陀記念館にはいたる所に学びのヒントと示唆がある。 何と福岡の仙崖和尚の有名な夜遊び諭しの話しまで大きく壁にあった それは別に記事するとして、今回は「汚れた水と器」の話し。 ∞ 佛陀の優秀な弟子にラフ-ラ(Rahula羅睺羅らごら)がいました。 なくて…
佛陀記念館の人に是非いってこいといわれて三階の大佛前にある抄経堂へむかった。 時間が余りないので、短い時間で出来るお神籤を引いてそのご託宣を抄経(なぞる)した。 引いたのは二番目、 ☆ 珍惜福報才會更有福報cherishing the blessings will bring abou…
入山した当初は大きな建物の玉佛楼の三階にある、義行専用の18名ほどの大部屋にいた。入口のすぐの下のベッド。 上は大きな人で一晩中スマホを相手に起きているようだった。だから体を大きく動かす度にベッドは揺れる。その度に目覚め、阪神大震災が頭をよ…
一体どれほどの広さがあるかは知らない。 朝の水陸法会会場にゆくだけで、20分かかるからマルコ脚なら端から端まで1時間半はかかるだろうと推し測っている。 佛光山内には環境配慮で、多くのシャトル電気自動車が音もなく人々を運んでいる。 佛陀記念館へも…
最初、人々は顔を合わすと“オーミトフォ”と挨拶してくれた。あみださんのお蔭を!ということだろう ところが近頃、急に“にいちゃん!”にかわった。日本語? 違った。中国語の挨拶で“ティーシャン Jixiang”で、吉祥をということだ。 昔は、ロイヤルファミリー…
食事係の僧を典座という。 正確には“僧や仏や祖師への供膳をつかさどる”役職だ。 食事することも修行だけれど、食事をつくる側として修行する重要職なのだ。 若き日の道元は、老典座に日々の営みが皆修行だと気づかされて悟ったといわれる。 その典座の僧達…
こころ生まれ変わる、あさごはんだ。 食事をする心構えは皆さんもご存じ 五観の偈(五つの詩文 教えの詩 聖誓 ) がある 計功多少 量彼来処忖己德行 全缺應供 防心離過 貪等為宗正事良薬 為療形枯為成道故 今受此食 これを一斉に唱和する。漢文では分かりに…