変人寄人さあ大変 <悪寒の始まり>
夕方都会から田舎に帰ってきたら、
急激にぞくぞくした寒気に襲われた。
夕食は旨いなと思いつつ味わえた。
ところが、寝床に就く頃から、体中がガタガタ震えだして
阪神大震災の時に例えると、震度3。
筋肉痛を伴って、背中も肩も脚もかってに震える。
腹も神経性でシクシク痛む。
初めての強烈な震えなので、どうしてよいか分からなかった。
ペットボトルに湯を入れて、脚を温め、電気毛布を強めにする。
歯はカチカチ鳴るので、歯ぎしり防止のナイトガードをつけた。
喉は痛くもない、熱もない、頭痛もない、吐き気もない。
首筋が痛いだけ。
実体の分からぬ不安と孤独はこうした時には堪える。
ええぃ!眠るが一番と、震えながら眠りに就いた。
眠ることについてはマルコの大得意・・・・
朝陽のなかで、ごく普通に目が覚めたのである。
作晩の激震は一体なんだったのだろうか??
熱がある気配もない。
今年は、訳の分からないことが起きる年になるだろう