千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 夢の種まき < 大家族:ベトナム >  

ひょっとして?---と頭をよぎることがあった。

それは、ベトナムで経験する大家族のよさだ。


三年前にテトを体験しようと訪越したとき、足止めを食った。
そのバオロック村でも至る所に見られて、印象深かったけれど、
またまた目の当たりにした。

 

 

    

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        ”遠いとこ、ようきんさった"              ミーさん              
友人のMy(みー)さん宅を訪れたときだった。
元高校教師の妹さんと握手した。
元軍人の弟さんとも握手、Myさんの奥さんを加えて4名の歓迎だった。
前より増えている。

それに、敷地は整備され美しくなっており、
そこに4軒のこじんまりした家が間を置いて立っている。
4家族が身を寄せ合うというか、適当な距離を置いて住まう
おとぎの国の雰囲気を感じたのだ。

かなり前に母上は98才でなくなって写真が飾られていた。
奥さんの母上も先頃なくなって、丁度百日メモリアルを終えたばかりだという。
やはり高齢でなくなった。

ドイツで友人宅に泊まったとき、さびしい国だなとふと感じた。
日本の大都市でもそうだ。
家の近所の高齢者も綺麗な住宅街にポツリと住んでいる。。

 

大家族も軋轢はあるだろうが、その何ともいえぬぬくもりと安堵感は
アジアが保ってる人類の智慧かもしれない。