来る道、行く道 < 世界の次元転換:金沢 >
東洋の智慧を探る旅はまだまだ続く
七月中旬には金沢に行き
鈴木大拙館の主催、
岡村美穂子氏(鈴木大拙館名誉館長)の講演を拝聴する。
一私がいただいたもの- という題であるが、
おおよそ見当がつく。
岡村氏は少女の時、大人の世界が嫌いできらいでたまらなかった。
岡村氏がアメリカの大学で鈴木大拙の講演を聴いたのちに面会し、
たちどころに“枠のない世界”へと変身した。
この次元転換を糸口に話されるのであろう。
キリストも釈迦、モハマッドもそういう力をもっていた。
“自分という殻にとらわれた囚人” から
自由に解き放たれた体験の持ち主だ。
また、人は生まれつき眼鏡をかけている
その人の世界は眼鏡によって千変万化する
ある人が学生時代に日本が嫌いで嫌いで仕方なかった。
そのお人が海外へ行って眼鏡の色が逆転した
日本ってなんて良い国なのだろう、と
心は深く、千変万華
人はいろんな事をきっかけとして、脱皮して成長する。
母の誕生日を祝いながら、そのきっかけ探りにゆこう
同時にね、先見性のある銭五を研究する。
『海の百万石』と一世を風靡したごっつい男だ。