寒波到来、朝白きものが降ってきた。
風吹きすさぶ中、母宅の庭からパプリカを室内に避難させた。
--- むかしむかし・・・
地震で避難中、家庭菜園で気づいたことがある。
それは色鮮やかで、なにやら笑いかけているよな
パプリカちゃん。
懐が「店頭のものを買えんなぁ」というので、
種をもらって育てた。
大きなのがなって、その甘い実を堪能した。
そうちょうど今頃やったな、アホなひらめきマルコは
「トマトが温室で何十年も育ち20万個実る・・・ひょっと・・・」
パプリカの変わりモン トマピーも植えた
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その時毎年屋内に避難させて四年ものパプリカとなり、
マンションへの引越で別れを告げた。
新たに母宅では三年ものを育てている。
急冷に慌て掘り出して、花咲そろうトマトと共に室内に
ご招待した。
最初4日はしんなりしていたが、今では葉もピントしてきた。
きっと年輪ができているかもね。
いったいどれ位まで生き延びて、
色とりどりの実を成らせてくれるやろ?
わたし三色パプリカ
一年草だと思い込んでいるように、
自分の能力はこんなもんだと制限している。
草命も人生も、この世のすべて驚く可能性に満ちている。