≪ お若い人への贈り物でもあり、
日本国の資産防衛術です ≫
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歴史は螺旋階段のようにくり返す・・・
丁度、30年ほど前に吾が世代は
平成の大バブルに酔いしれ浮かれておりました。
マルコもヨロヨロしながらも
大借り入れして東京の不動産を購入しまくり
悦に入ってましたよ。 あほやったなぁ
そして、世代がガラリと変わりました。
九月は中旬、日本の株式市場では
大勢力の海外投資家の売り越しを差しおいて、
自己売買部門が数年来の1兆円もの買い越しを始めました。
先週から遅れてならじと海外勢も買い越しです。
米国SP500を筆頭として、DAX、FT、インドsensex、
お近くさんなら台湾加権、韓国総合、香港ハンセン
どこも高値を更新しています。
世界同時バブルです。
若い方、経験ないでしょう、デフレが長かったですから。
バブルを活用して、富豪への片道切符と、
無事帰還への仕合わせ切符を贈りますね。
★行き切符
バブルに乗るのはとても簡単。周りが騒ぎ出し、
景気のよい浮かれ騒ぎにのっかるのですから。
この切符にはこうあります。
早い目にお乗りください。
自由資金の3割以上のこしておいて、
7割で自分のルールに沿った投資をしましょう。
周りがカブだカブだと騒ぎ出したら、
徐々に手持ちを減らし身軽に。
たったこれだけです。
人はその逆をするから、手ひどい目に遭うのです。
★帰りの切符
バブル宴で酔いしれると、破裂して初めて
「あれはバブルだったんや!」と青菜に塩で気づくもの。
1990年の自慢話をしますね、こっそりと
年初の初出式で、トップが満面の笑みで
「今年は売上10%まし、株価は2000円を目指します!
午年は飛躍、色は赤ですから」
と檄を飛ばしたのです。
それまで株価の対数目盛での推移を見ていて、
そろそろ危ないなぁと引け腰でした。
さよかとすぐに、持ち株会の株数を信用売りしました。
そう、つなぎ売りです。
一方、大変苦労して開設したオプション口座で
プットを建て始めたのです。
誰ぁれも教えてくれなかったのですが。
さて、正月気分も醒めやらぬうち、するずる下落が始まりました。
その後は、日本中が悲観一色となっての暴落。ご存じだと思います。
Put は一日で数倍になる人気。今で云うVix、インプライドボラティリーティーが
とてつもなく跳ね上がって、機関投資家と海外勢が買まくっていました。
つまりこういうことです。
<暴落時の準備をして宴に参加しましょう>
例えば、信用の売り、オプションのPut買いの練習、
指数先物の売り練習、くりっく株、Vix先物ETF、暗号通貨・・・
どれでもいいですから、下落でのヘッジ手段を複数準備、
予行演習しておくのです。
その帰り切符がないのなら、行きの切符は買ってはなりません。
さて、帰り切符の使い時期の判定はとても難しいのです。
浮かれ騒ぎの宴で酔いしれ、欲むき出しになるのですから。
マスコミが一番ニュースで取りざたするとか、
へぇ?あの人が株を買うたの?
今は17%位の個人株主保有率が大きく増えた時、
書店にその類いの本が山積み、バフェット指数・・・・・・
いろいろありますが決め手はありません。
一番は、対数グラフを見ることでしょうね。
1世紀の足取り 平成バブル
そして・・・暴落が始まるとね、
<落ちてくるナイフに手を出すな!>
を呪文詠唱して、決して買わないこと。
高値をおぼえた人の常として、
半値、まして数分の一は安く見えるからです。
底は、またしても、誰にも分からない。
いま、世界中が異次元の金融緩和で市場にマネーが降り注いでいます。
農産物など物品は豊作・大量生産で底値近いですし、
世界債務は過去最大規模・・・
余りに条件がそろいすぎです。
お若い方々よ、医療に従事する方々よ
歴史からは巨大な金融覇者がバブルを利用して
バブル破裂後の悲劇の暴落を虎視眈々と狙っていることを
常に念頭に宴を少ぅしお楽しみくだされ。
さて、螺旋階段を昇っても前には進まない、
見下ろすと高さにクラクラするだけです。
是非ドローンでも利用して無事着陸して、
富者への道を前に進むことを切に願っています。
70年ほど前、行きの燃料しか持てず
負け戦に出陣した若き先人の願いを
叶えるために。
バブルを主導するアメリカ