拝啓、Mr.バフェット
この一月に、おたくのことをまとめた本
37冊を読みました。
20才の若い頃が、一番よい助言が出来たが、
誰も耳を傾けなかったそうですね。
おたくの素晴らしさは、よい師を選んだのち実体験から学んで
いまなお、自分の智恵に高められ続けていることです。
耳を傾けないのは、人が慣性による考えやら
社会通念とやらの古いしきたりと人まねなどで
自分を自由に放てないからです。
自由とは“みずからによる”ことですね、Mr.バフェット。
つきなみには眠る創造力を芽吹かせることができんのです。
特に変動し流転きわまりない金融の深い森では
柔軟さと創造性がないと青木ヶ原になります。
チェリーCokeでご機嫌
Mr.バフェットは禅僧がのたまうような場面があって
ヨーロッパの賢人、インドや支那の賢人の境地と一緒なんだなあと
感じ入ってしまいます。自由人Mr.バフェットであります。
期間のリスクを限定するとの方針で
デートレードや時間トレードする人が大勢います。
そういう人達は数字の差益を狙うのが目的。
丁度、給料や待遇のよい会社をジョブホッピングすると同じです。
Mr.バフェット殿は「会社を買う。経営者を見、一緒に経営する」
という信頼と育成があります。
それは私たち日本人がかねて体験した家族的長期勤続の
仕組みの背景と同じです。
投資とはささやかな応援だとは思っていましたが、
育成と共同体の意識を持つMr.バフェットの境地に
敬愛をもって拝します。
マルコの残された時間を
安らかに、後進育成の心を温かくもって、
大道の投資を心がけ、千年先の“よかれ”になるよう
生きた使い方も試行錯誤したく存じます。
ご高齢でありながら若々しい感性の持ち主、
貴重な時間を心ゆたかにお過ごしあれ。
おすきな ラウンドサンド いかが?