千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

指数関数上げのち下落はPutオプションで :歴史を作る人々

 

              故・Kさん
            安らかに

  

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K『イールドカーブのスティーフプ化で、OP(オプション)のPut買い戦略を!!!』

マルコ『はぁ??』

 

八年ほど前のことでした。何のことか分からないので
少しずつ勉強して (してもよう分からんですが)、
じっとじっとよく待ちました。

   時節到来、Kさんの願いをかなえまっせ。

 

 

今から八年前だったろうか、友が誘ってくれた
世界金融情勢のセミナーで片隅に座っていた。

講師は草野豊己氏、元大手証券会社のロンドン支局長・
対日投資アドバイザーだった。
その後、大手外資証券会社の要職を歴任された方で、
友の後輩に当たった。

 

その会は貧マルコには財布負担だったが、
大きな視野での歴史ドラマ的内容は
とても学びがあった。

 

草野さんが語るには

『 1990年の日本株大暴落を仕掛けたある集団が、
 1989年に私に相談した。

 ロンドンのある豪華な一室で
 彼らは「チューリップバブル」、18世紀の英国「南海泡沫(ほうまつ)事件」、
 18世紀のフランス「ミシシッピ計画」のチャートを拡げたのだった 』

 

 

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この集団は200年前ワーテルローの合戦時に
“ネイサンの逆売”  仕掛けで巨万の富を確固とし
歴史に名を留めた。

             

www.infonet.co.jp

今回1989年のは真逆で
 “草野の逆買”  仕掛けでまたまたぼろ儲けをしたのだった。

草野氏『 ロスチャイルドはそのあと売りに回り、1989年クリスマス前には
    日本株をすべて売り切りました 』

     https://www.nikkei.com/article/DGXNASFZ06014_X01C12A1K15600/

 

この記事を読み返すにつれ、歴史を作った人々の
物語の壮大さに感無量でもありまた、心を打つ。

 

草野さんが語気を強めていったのが蘇る・・・・

K 「皆さんに是非ともプットを買ってもらいたい」

 「プットの買いをするクラブを作りたい

   ・・・何しろ同胞を苦しませるようなアドバイス
     英国でしたからね・・・・    」

 

マルコ「イールドカーブのスティープ化で、OPのPut買い戦略 !
  スティープ化ってなんでんねん?」

西も東も分からんマルコに教えてくれたが、
難解用語がふえて、ますます分からなかった。

 


★ さて荒れ狂う現在

米国株の個々を眺めますと、
新興IT関連がみごとな指数関数的バブル上げ
のち暴落中です。

 

米国エヌビデアの悲惨なこと!!!
      

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             アップルなんぞも似たようなもの・・・

 

 

米国ではブル・スティープ化の現在、マーケット状況は
多くの人にとって苦虫状況です。

 

この急落がいつまで続くやら???
          底をうつまで続きます (笑)

 

 

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          あまぁ~くなると落ちる

 

 

このようなマーケット崩壊下落での対処は複数あります。

 

そのなかで最もマルコに手頃な、
オプション利用の試行錯誤からのコツを
次回投稿します。

 

これは最初1990年に手がけ、その時の教訓も
取りいれての予行演習結果です。

それでは数日後に