体験がないと分かりにくいでしょうけど
予行演習結果とマルコなりのコツをまとめました。
人それぞれの立場や性格、年令に応じた方法に高めて下さい。
まずは 押さえるべきコツを、その後、予行演習の結果を記録しておきます。
1.コツ
2.日経225株価指数オプション
3.予行演習結果
4.資金管理、その他
1.コツ
A.長期待ち、短期参入
・これぞという時期のみにしか出動しない。
5-10年で時折暴落するときが数回あるが、こうした時だけに素早く出動。
ちょうど桶狭間の合戦と似ていて信長のように行動する。
報道の雑音は多いので、自分なりの単純指標で相場が崩れたと判断したときのみでる。
・待ちぼうけよいよい
たとえ激変がなくても安泰。私たちにはヘッジの意味が大きいから、
保険として何事もないことはむしろ喜び。
・賞味期間一週間
オプションの買は、時間が敵である。金利を取る預金では味方となる。
特に権利行使価格から相当離れたアウトオブマネーでは、残存時間が少なくなるほど惨めな位に時間価値の減少が加速する。
腐る手前(熟成後)が美味しいといわれる鳥豚牛と一緒。
考えようによっては、時間制限が吉となる、デートレードの本質とおなじ考え方ともいえる。つまり大きな変動による損益を、短期で始末する安心感につながる。
B.IFD-OCO注文でいい気分
・プット(Put)中心に
暴落時の価格激変は、putにもろに現れる。アウトオブマネーのIV(インプライドボラティリティー:予想変動率)が急騰するときがいいとき。そのときもちろんCallも急落するが、売りは勧められない。
・めちゃくちゃ値で発注する。
例えばオプション現在値(プレミアム)が300円とすると、
相場観がないときは50位で買いを出す。
損切価格はマルコの場合1/2、25円。利食価格は5倍の250円など。
・期間の設定は残存7-10日前まで
とても大事である期間設定、残存日数の10日ほど前まで等がてごろ。もちろんSQ(最終取引日)近くに原市場の価格変動があると、日に五倍や十倍の急騰はざらにあるが、もし動かぬとどんどん目減りする。
つまり上記の例では:損は1/2=0.5 利は5倍-1=4
すると4/0.5で八回に一度当てると(笑)トントンということ。
・約定せずとも平然とすること
バフェットの『ストライクも見送る』こころで。
上記のIFD-OCO注文が整っているので、注文後は運を天に任せて
家事や仕事に打ち込めばいい。
未決済があれば7-10日前までに成行決済する。
このように自分なりの“いつも機嫌良くおれる”工夫が大切。
C.短期波動にサーフィン、資金管理で防御
自分のルールとして、まあ5-8倍の利食巾を決めても暴落の嵐がいつかは去る。
去った後は潔く戦場を後にすること。
これをしないと時間価値の減少で常時やられてしまう。
・トレンド転換だけを注視する。
全員が悲観になったり、新聞第一面にそういう記事が頻繁にのったり
信用損率が高止まりしたりする、自分なりのセンサー、マーカーを見出すこと。
・下降トレンドのチャンネル分析 下記参考
・保全第一、勇み厳禁
ひょっとしたら当たり屋になってしまうことがある。
どんどん益がでるとまずいことが起きる。よくを刺激するから。
“もっと資金をつぎこんだら・・・”という調子に乗るのは厳禁。
最初から資金を100万ならそれを固定すること。
得た利益は都度出金し保全しておく。
手持ち株のヘッジなら、それに見あった数量とする。
千載一遇の機会を待っていても、皆が恐怖心に駆られている時だけ
多くの数量を買ってそれ以外は少なくする。
オーバートレードはつまずきの元。
とまあ、思いつくままに書いてみました。
次は
2.日経225株価指数オプションとは
オプション取引とは、「特定の商品(原資産)」を、「将来の一定期日(満期日)まで」に「取引時点で定める価格」で売買すること。
「日経225(日経平均株価)」という株価指数を原資産としたオプション取引を「日経225オプション」と呼ぶ。
将来の満期日(SQ日)に
日経平均株価を
特定の価格(権利行使価格)で
買う(call)又は売る(put)権利を取引すること
ややこしいが、インターネットで詳しい説明がある。
3.予行演習結果
昨年末にした予行演習結果はつぎの表を見ていただきたい。
・資金は50万円
・結構、休むことなくやったので、勝率33%
・平均損切倍率は0.57 価格が43%下げたら損切りした
平均利食倍率は3.45 価格が345%に上昇したら益確定
平均保有期間は4日
・最後の#15は試みにcallコールを買ってみた。幸い益が出たが
あとあとみるとほとんど動きが見られなかった。
といったところ。
反省点は
#4~#13のように、調子に乗って枚数を多くしすぎたこと。
休むことをわすれたこと
よかったところは
闇雲に沢山注文しても、期限を切って損切りしたこと。
じつは過去に痛い目に遭っている。
1990年のバブル崩壊時の時のことだ。
当時は先物オプションが上場されて間もなかった。
証券マンも知らないことを、おそるおそる試みて、
毎日毎日5倍やら8倍やらになる。そして欲張りマルコは
お調子列車に乗って、どんどん増やしていった。
ところがその列車、ジェットコースター!
市場が安定してきたとき、大きく建てたプットオプションは
皆時間価値の減少でゼロになったのだ。 Oです。
そして元の木阿弥。
参考までに2019年1月4日までの値段の推移(日足で)を示しておく。
2019年1月ものPut19000 クリックで拡大
2019年1月ものcall20500 クリックで拡大
4.資金管理 その他
・限度わきまえ:オーバートレード厳禁 益は出金、損金は入金しない
当たったからといって調子に乗ると最後に時間減少で大やられする。
・上か下かは見極めつかないが、大きく変動する予想なら
ロング・ストラドルやロング・ストラングルがあるが、今回は省く。
また、先物との組み合わせで多数の戦略がかのうだ。
・参考までに :チェンネルや節を見極める
下げでも ある帯内に波動が収まることがあって参考となる
まだほんの少ぅしですが、マルコの予行演習とコツを記しました。
この世には知らない金融商品が山とあります。
オプションでもバイナリーとか、ノックアウトとかが出てきてます。
まず理解して、どういったときに利用できるか研究することをお勧めします。
吉祥あれ good luck!
いずれ来る春