ベトナムの友人、Myさん一家 兄妹さ
今でも冷や汗だらりの過去がある。
あるアメリカ人の自己主張の強烈さをまねて、
マレーシアのラブアン島へ船で渡るときのこと・・・
∞
マルコはスピードボートの乗り方を知らなかった。
乗船券売り場で券を買った。
どのボートでも乗れると勘違いしたマルコは
指定の6~10名乗る小ボートに乗り遅れた。
「そんなん知らん、金返せ!」とわめくマルコの横から
モスリムおじさんが穏やかに券販売員にお金を差しだして
新しい券を買って手渡してくれた。
そのあと、乗り方の見本を示してくれ、
待ち時間に語り合った。
---
マルコはきいた「なんでそんなに親切なんですやろか」
おじさんはにこやかに言った
「客人よ、私たちは兄弟だからだよ、ファミリーさ」
そういえばスピードボートの中でも
おじさんと話している間じゅう、隣の女学生が
マルコの肩に頭をのせてすやすや眠りこけた。
学生は妹なんだねぇ
∞
最近いたる所で、一緒に食おうと誘われた。
マルコも来て一緒に食え
あるホテルでは従業員達の晩ご飯の輪に招かれた。
手作りさ うまいなぁ
だからマルコは近頃、隣の人に「これ、どない?」と
お裾分けしている、いたる所で