千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 釈迦果に巡り会う   :台東/台湾

釈迦果(シャカカ)という果物が人気だと聞いた。
仏頭果(シュガーアップル)蕃茘枝(バンレイシ)ともいって
多くの名前がついている。

 

宿の若主人が「母からだけど、マルコこれ」と
出してくれたのが釈迦果。

友人が「それは台東特産品で美味しいよ!」とのこと。

 

 

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黒みが少しかかているのが熟した食べごろという。
まさに、たべごろを持ってきてくれたからすぐに味わった。
五観の偈を唱えながら


甘くて、とろっとしている。
皮近くはちょうど西洋なしのブツブツがある食感だ。

 

 

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おいしい、こんなのがあるなんてねぇ  マルコのため息
世界三大美果のひとつ。
台東では今が旬だとか。

 

名前だが、お釈迦様の頭にそっくりだからだという。
お釈迦さんの髪の毛がブツブツと丸まっているのは、
螺髪(らほつ)といって悟りを開いた最高位の仏さんに現れ、
智恵と徳が至上に高いとのこと。

 

 

佛光山で修行した身にとって、ありがたくも不思議な縁を感じる。

奇しくも、父上の誕生日に

 

 

---参考---
チェリモヤCherimoyaはバンレイシ(釈迦果)の近縁種。
アテモヤはバンレイシとチェリモヤの交雑で誕生した果物です。

ーーー余談ーーー

ハワイの知人が「内にもそれ生えとる、いま旬」だといっていた。