異国でふとした触れあいのうちに
「ま、入いんなさい」
といわれて、家の中に招き入れられる
そこで、地元のおちゃがでてくる
時にはおちゃけもでてくる
これはとても楽しみだ
***
旧正月ってどんな具合だろうか?
マルコの探求心求道心で、ベトナムに行った
混み合っていて交通や宿泊予約できず、
しかたなく田舎のバオロックで足止めされた。
朝靄
ところが降って湧いたようなお年玉が来た。
マルコ屠蘇
旧正月に散歩中ごく普通の民家の前を歩いていると
家の主人が「まあl、はいんなさい」と案内してくれた。
新年おめでとう
医院があったのでその大きな家を覗いてみた。
水やりしていたお医者が「まあ、中へ」と招いてくれ
ビールとツマミで歓待してくれた。
春節おめでとう お医者様
道を歩いていると、後ろから来た四人の若者達に呼び止められて
「お正月お目でとー!!!」と楽しげにお年玉をくれた。
この年でお年玉を頂くと感激そのもの!
その後、婆ちゃまの所へ一緒に行こうと誘われて
十人ほどの親類が集まった正月宴会に参加。
地元の料理と蜂酒で大いに盛り上がった。
おばあちゃんを囲んで
大体、南に行くほど まあお茶でも飲んでゆきなはれと
旅行く人を歓待してくれる
マルコも見習いたいなぁ
***
金沢では、大雪の時ある郵便局に飛び込んで暖を取っていた
すると、「お茶が入りました」と職員が湯気たつお茶を
しずしず運んでくれた。
その温かなお茶はわすれない。
ベトナム銘茶は蓮茶の慈しみ深い茶
中国銘茶は白茶、品ある香りと味
玉露は緑、皐月の緑の味わい
抹茶は泡山の薄緑が美しい新緑を彷彿とさせる
ジンジャーティーはマルコの目覚まし茶
モロッコへ行ったらアッツァイを味わいたい
最初は驚いたが、今では好きなベトナムコーヒー
どんな場所でも高級茶はそれでよし、
異国で供されるお茶は個性的な味わいのなかに
人々の素朴な行為がのっかていて、
ため息が出るほど味わい深い
これなに? すいか、すいかよ
これ薪焼き フランスパン なんと焼きたて5円 10本食べたなぁ
参考:
アッツァイ茶
Le premier verre est aussi amer que la vie,
le deuxieme est aussi fort que l'amour,
le troisieme est aussi doux que la mort.
一番煎じは苦いこと人生の如く
二番煎じは強いこと愛の如し
三番煎じは死の如く穏やかである ・・・