千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

疑矢が飛ぶとスタコラにげよう

 

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          ハイ        殻に閉じこもるんだゾ

 

私は変人だから人と同じようなことをしないときがある。
すると下心があると疑念を持つ人が現れる。

 

疑念は人間の毒矢である
心配は自他への腐信である

 

 

近所のお年寄りが、気軽にあれこれマルコに頼む。
こっちは身軽だから、ヒョイヒョイ してさしあげる。


ところが告げ口人の疑念に伝染したのだろう、
ある時からあらんことを言い出した。

 

夜遅くに「マルコ来てくれ」と言うので仕事を中断して行った。
「今日ポストから郵便物を開けたら空だった。
 警察に言わなきゃいけない」
「は?」
「娘から現金を送ってくるはずだが、取られてるかもしれない」
「え、どうして?」

机を叩いて繰り返し演説・・・・    ききとうもない・・・・

 

つまりちょっと違ったことがあると、妄想が膨らんで騒ぎまくるのだ。
その後も夕方になると、 「あんたに預けた資料を返して」
「預けたパソコン返せ」などと頻繁に電話がある。
       なんのこっちゃ?

 

ボケるとこうなるのは知っている。だけどせっかく時間を見つけて
あれこれした結末が疑いの妄想とはねぇ ちょっと頂けない。

 

マルコもそうなるんだな、なっているのかいなぁ? エヘッ

 

少ない時間になった今、金沢のでんでん虫のように
つむじ殻に入って、信を呼び合う人や生き物 だけとおつきあい。