千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

南の島 便り <なんでもあり>

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          あたし若いもんと一緒、夜遊び love
            天然記念物っていわれます  体型は
            おばさん黒うさぎなの


「これ食べてみはりませんか?」
宿の女将さんが平皿に盛った
橙色の炒め物を持ってきてくれた。

 

「 これ、なんですん?」
「パパイヤの炒め物なんです、五右衛門風呂の向こうにある
パパイヤの実を千切りにおろし、炒めたたんです」
「それは珍しい、喜んで!」

 

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       パパイヤ・イリチー

 

 

くってみたらなんとうまいことか
コリコリあっさりの炒め物

 

うまいうまいと言うと30センチの青パパイヤと
おろし器を持ってきてくれた。

 

ハワイで日に大きなパパイヤ三個を食らって
顔がむくみ運転が出来なくなった記憶がふと浮かぶ。


ほどほどを心がけたが、炒めてよし茹でてもよし
醤油味、塩コショウ味、 とんかつソース味、酢の物
何にでもできる。

 

茨木にいる知恵者が教えてくれた
「マルコよ、料理はブリコラージュ bricolageでっせ」
「ホ?」
「ある物を寄せ集めて料理する、創造性と機智がいる」
「さよか、かっこいい名前! あるもん料理」

 

型にはまったレシピもいいけど、どんなものになるか
けったいなものになろうと心ワクワク躍る。

 

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         手作り タンカンゼリー