千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

ごきぶりズッペ

小さな頃、よだれを垂らしてゴソゴソしていたという。
畳の下からでている新聞紙をかじっていたとか、両親は笑う。


大きな祖父は住吉大社に連れて行ってくれ、その手の温もりが残る。
帰ってきてから
「マルコはな、なんにも欲しがらんかった」と父上にゆうたそうな。

 

せんだって宝塚にある人住まぬ荒れ果てた母上宅に夜着いた。
すべての供給が止まっているので、雨水のきれいなのを

バケツに入れておいたのがのこっていた。
それを飲んでお休みした。

 

朝顔を洗ったら、ゴキブリたちがうかんでいた。
そうか、ゴキブリスープを飲んだのだ
五千年前は昆虫は大切なタンパク源。ま、そんなものだ

きっと女どもはこれからゴキブリ臭がすると近寄らんだろ。
ますます

 

 

けどね、
スパムは舌にうまく、体に悪い
ゴキブリスープは何の味もせんし、なんも悪くない

 

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        こんな流行やだなコロコロ