千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 縄文の平和と滅亡調査-2 <千年構想>

 

なぜ縄文を調べているか?

 

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           星澄子 作


考古的な関心や、遺跡に取りつかれたからではない。


中学時代、六甲山の中腹で弥生時代の土器を掘り出し
古の人々に思いをはせたことはある。友は矢じりを見つけた。

 

七十前には死ぬと、お医者から宣言されたマルコは
五十過ぎで退職金半分になっても時間が一番と、会社を辞した。

 

スペインの五百年事業サグラダファミリアに、
野点の道具で外尾さんを見舞おうとした。
まぬけなことに土日の訪問になって芸術家たちは誰一人としていなかった。


やむなく抹茶だけ事務員に託して去った。
その後外尾さんから色々指導を受けて、「ガウディの伝言」を読んで
大きな刺激を受けたのである。

 

マルコ家の血筋はときたま大風呂敷を広げさせる。
  「アジアで千年事業を作ろう」
  「後進や若者たちが明日が来るのが楽しくなるような千年続けられる企画を」
との風呂敷だった。

 

多くの日本の若者に、1億円あったらどのように使うか?と問うた。
「自動車買って、家を建てて、美味しいもん食って、残ったら投資する」が
スタンプ的な返答だった。


また行政と同じく予算主義に汚染されていて「どこにそんな金があるか?」と反論もされる。そして資金があるとなれば、いいカモにされる。

 

アジアの若者達に同じ質問をするとまるきり違った。

志金は志に付き従うのだ

 

それで常識を飛び越えられる若い友人達と千年構想の種まきプロジェクト始めた。
千年ほど続くためには、事業の基本に 人類の永続させる知恵がいる。

 

人類の変わらない幸福の知恵とはなんぞや?である。

 

そのためにアジアの田舎を長期間を費やしてまわった。

グルメな友人は色々なエスニック料理を教えてくれる。

観光の好きな友人は観光地や文化施設を教えてくれる。

近所の若奥さん達は「まあぁ~いいですわねぇ、男の人は!」と

軽蔑の上目遣いをしてあらぬ噂を立ててくれる。

 

本気になって事業を推めてくれる若者に対して、

志金を自分で稼ぐ方法を伝授するつもりである。

事業の立ち上げ方とか、手にした利益で金融市場で掬い取る方法だ。

やる気満々の若者はアジアにいる。ベトナムのHyuもその一人。

数年以内には世界的な金融崩壊が起こるだろう。崩壊から資金を得る法方も準備した。

 

こうした中で、永続の知恵を一万年社会の末裔である

アイヌから探ろうとしたのだった。

 

瓢箪から駒が出るか、酒が出るか、金が出るか、知恵が出るか

それとも屁が出るか
天にお任せしよう