千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 縄文の平和と滅亡調査-5 <土地所有がない>

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                        着飾った正装インディアン



かって北米で植民請負人John Smithを中心にアメリカインディアンから強奪、窃盗、脅迫などの手段により食料を得ようとした。


インディアン達は侵略者として彼をとらえ刑罰を与えようとしたが、酋長の娘の懇願で命をながらえたと彼はいう。このインディアンの社会システムを無視した「美談」は合衆国の教科書にまで載せられ、現在もあたかも真実のように語られている。

 

嘘とだまくらかしの謀略で平和に暮らしていたインディアン達を迫害したのが真で、
それを聞いた白人はわれもわれもと強奪侵略する輩として続出した。

 

 

誇大嘘宣伝は白人によるインディアン達の領土略奪を生み、インデアンが土地所有の概念のないことにつけ込み、残忍な虐殺をし続け土地を奪って農耕地を拡大し自らだけの利益をあげ、300年続いた「インディアン戦争」の引き金となったのである。


その間、一説では一千万人いたインディアンは五十万人になったという。

 

インディアン達には明確な土地所有意識がなかったように
縄文人たちやアイヌにも土地の所有意識はなく、しいて言えば縄張りぐらいしかなかったようだ。

 

インディアン 「土地は誰のものでもない」
アイヌ    「そうだそうだ」 
白人     「土地は個人の権利である」

 

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        アイヌ祭り儀式

大地や海の恵みをありがたく享受する社会では、そこに神を観て畏敬の念をまず抱くから、自分のものだと思う考えすら浮かばぬだろうとマルコは納得するのだった。

 

(だから、貪欲残忍な輩の食いもんにされる!)

 

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            ことりす関係 こんなには行かない人社会