千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

縄文の平和と滅亡調査-21 <“のんびりの素”売ります・タダ>

ガランとした羅臼を歩いていて立ち話した76歳の古老から聞いた話:
このじいさまの祖父や祖母は国後の出である。
そのままメモした---



・熊を99頭仕留めると、100頭目にクマに殺される。道徳というわけではないけれどもとても神秘的なものだと思っている。


・ 海がしけるとアイヌの人たちは喜ぶという。 これは魚を捕りすぎたりしないということではないかと想像する。


ニジマスで川が真っ赤に染まる。 ラッコの毛は一方向だけ手触りが良くなるのではなくどっちにも毛が倒れて手触りがいいんだよ。


・ 阿寒湖ではマリモが観光の中心になっている 。けれども何でそこだけだと思うな? 国後にもあるよ。


◎じいさんやばあさんの話はとっても面白い。 
世の中水道やガス・電気代を払わないかんから忙しく稼がないかん。ところが国後ではそんなものがないからみんなとてものんびりできる。

夜になるとランプを灯す。 寒くなったら割った薪を焚べる。 水は湧き水のおいしいのがあるからタダ。


食べ物だって自分で缶詰を作る。 信じられないだろうがな、空き缶をストーブの上に置いてカニでも魚でも茹でて、最後にハンダ付けして蓋をする。それで 一冬を過ごせる。」

といって大笑いしとる。なんでものんびりと自分でするから金はいらんし時間もたっぷりある。   実際そのとおりだ。


 

マルコはこの古老の言葉に痛く感心した。

全てを金に頼るお人は金の奴隷となる。よくいう拝金教

 

ヒマラヤの麓、ブータンでも逆だったが、まったく同じことを聞いた。
いままでのんびりとピクニックできたのが、現代の仕組み例えば電気や水道のインフラ、教育、家電製品を買うと支払いのために借金したりしてあくせく稼がなくてはならず人々は眉間にシワ寄せて悩みを多くした。・・・・・というのだ。

 

マルコも完全にそのとおりだと思う。


それに加えて、のんびり社会では 競争心がほとんどなかった

のではないだろうか。

錦の旗を掲げよう!
  あっほらし!競争するあほぅ、のんびり快楽最高

    Extreme Peace。   ( ^^)/□☆□\(^^ )