千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

桃の節句に


この両月は山積み業務をひとつづつこなして、
ゆったりするいとまがことのほか少なかった。

 

 

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          母上手植えの白桃

 

寒風の中、陽ざしに春の衣擦れの音が聞こえる
ほら、ベランダのプランターで凍えていた野菜たちが
上へ上へと万歳しだすのでもわかる。

 

上へゆくのは、穀物類も同じだ。
CFTCのファンド筋の動きからは、価格が倍になってそろそろ頭打ちかな?
と見ていたが、ロシアウクライナ紛争で上値を突破して急騰!

ジェットコースター変動する局面となった。

 

一昨年末より小麦粉を㌔97円から130円あたりまでずっと買いためていたが
もう15㌔ほどとなったので満足。ヘッジはNy先物でする。


今年から、ケーキ、クッキー、せんべい、うどん作りが楽しみだ。
こないだ作ったざぶとんクッキーは、ようやくマルコ好みに仕上がった。

 

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             農水省より

 

小麦が急騰したのは、世界での輸出No1ロシアと6位ウクライナで三割を占めるからだ。
トウモロコシも大豆も裸麦も一昨年のほぼ倍に、砂糖もコーヒーも倍以上になっている。

 

生活の基礎農産物の値は、エンゲル係数高い新興国や貧国の名も知れぬ人々を痛めつける。
大人や政治屋の邪気の嵐雲が世界を覆う今、暴動など社会不安とならぬよう願う。
インフレは底辺の人々を傷め、富裕層を潤す現実は何という天の計らいか?

 

 

 

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友人が春を届けてくれた、苺のひな壇。

 

今朝から風雨激しく、のち晴れ渡り、その後すぐに黒い雲が西から迫ってくる。
世界情勢と同じだけれど、桃の節句をひなに祝おう。

 

世界中の幼いひなのような子供たちの無邪気を祝って。

 

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      スーパーでもベトナム産のハマグリがあった