千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

白金の潜在可能性


    不可解なことは、何かの予兆。

     



5月終盤に白金のリースレートが急騰して10%となった。
場末のマルコには、その背景がわかるはずがない。

 

二十年とってグラフ化している、CFTCの取引大手ファンド筋の動向は
底値の可能性を示しているね。

 

    

                      経験的に底かな

 

目先底値から上昇助走へと示唆
人気の金がもたもたしているのを尻目に、堅調さには驚く。

 

動向は、アジアやユーラシアにあるのではないか?と憶測する。
     動物的直観だ (笑)

     



それは2-3年前から力を入れている中国だ。
十三億の人民に白金取得を促しているのでは?
と夢に出た。
かって政府は金を買えるように諸制度を整えて後、中国庶民は全員潤ってる。
次は次世代の国家戦略物資の白金をと、要人はこっそり次の戦術を画策してもおかしくない。


単に、中国だけではない。東南アジアの若々しい国々とインド、パキスタンが控えている。
ブラジルなど南米やらロシアも大きな需要国となる可能性が高い。


自動車の触媒、水素社会の要、退蔵用投資などが予想される。
つまり“有事の白金”に変身する可能性はおおきいからねぇ。

 

 

     パラジュームは20倍になった

      白金だけトリノコ族  干しアワビって王様価格

 

折しも
英国のプラチナ・ジュビリー(platinum jubilee)70周年の記念式典があった。
過去ルイ14世、ラーマ9世も在位七十周年を祝っている。 

 

ずっしり重い白金(プラチナ)は、二百年前に「ピント川の小さな銀 (platina del Pinto)」と云われているほど、希少だ。


そして銀そっくりだからまちがえる。
ある友人に記念に上げたら、てっきり銀貨だと誤解していた。
だから、硬貨を買うならPLATINUMと目立つように
書かれているものを選ぶことを勧める。

 

ただ、目先4200円(税抜)はボックス圏の天井だから、

もたもたする可能性が大きい。

五年・十年の先をのんびり見ましょう

 

             

                           若き日のエリザベス女王